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スポーツ医学・研究

トップアスリート株式会社のスポーツ医学・研究

 

血液分析研究デザイン

赤血球形状評価法によるアスリートのコンディショニング

要旨
 アスリートにとって、常に良いコンディションを保ってトレーニングを行うことは大変重要なことである。今日、乳酸値測定によって、運動強度が生理的なレベルで客観的に把握できるようになり、オーバーワークの防止にも有用であると評価されている。しかしながら、最近では乳酸そのものが、疲労物質ではないという研究結果が報告もだされている。一方、指から数滴、血液を採取して高解像度顕微鏡で赤血球や白血球の状態を観察する血液機能分析という新しい手法でも、オーバーワークや免疫能力、腸内細菌叢の状態、ミネラルバランスなど多くの身体情報が得ることができる。
アスリートのコンディショニングを定量的に評価する方法は、これまで乳酸値の変化を評価する手法が主であったが、血液機能分析による赤血球形状の定量変化を評価することでよりアスリートの運動能力を評価できる検査法を確立する。

目的
アスリートのコンディショニングとして赤血球の形状変化を定量評価する手法を確立する。

 ブラッドフォード末梢血液評価法は、身体に活性酸素(ROS)の影響がどれほどあるのかを評価できる評価法である。
末梢血液の評価は、High Resolution Blood Morphology Assessment TestsとCoagulation Morphology Assessment Tests があるが、赤血球の評価としては、High Resolution Blood Morphology Assessment Testsを行う。

末梢血液を評価(Live Blood Analysis)するに当たり使用する顕微鏡システムは、OLYMPUS BX51 暗視野、位相差での末梢血液像の静止画像を取り込み、観察エリアスポットを任意に5か所選択し赤血球の膜変化が認められた数を評価する。変化した赤血球のステージを0~4の5段階でスコア化する(0:全く変形していない、1:1か所のくびれが認められる、2:2か所以上のくびれが認められる、3:3か所以上のくびれが認められる、4:溶解している)。
ホルモン、酵素、細菌、生物学的ストレスによる副産物、細胞の栄養状態の評価も可能である。

この中でアスリートの身体能力パフォーマンスに必須である各細胞へ酸素を供給する役目を担う赤血球の形状を評価し 高気圧酸素療法など各種治療で形状変化の改善が定量的に評価する手法を探り、アスリートのコンディショニングへ応用する。
これによりこれまで乳酸値に頼っていたアスリートのコンディショニングの情報を得る評価法を新たに確立する。

対象・手法
研究対象は、アスリート群とコントロール群の2群とする。
アスリート群は、20代で、トップアスリートとしてほぼ毎日、一定強度以上のトレーニングやウエイトコントロールを行っている競技者10名とする。
コントロール群は、アスリート群と年齢と性別を一致させた、トレーニング、スポーツを全く行わないオフィスワーカーなど10名とする。

トップアスリート株式会社のスポーツ医学・研究(血液分析研究デザイン)

アスリート群では、各競技者の競技前後(競技前日と競技翌日、もしくはトレーニング前後)、コントロール群では各被験者の運動負荷前後の小指から末梢血液サンプルを採取して血液像を高解像度顕微鏡システムの暗視野で観察する。
各競技者の競技前後(競技前日と競技翌日、もしくはトレーニング前後)の小指から末梢血液サンプルを採取して血液像を暗視野で観察する。
スポットエリア、スポットエリアの数を特定して暗視野顕微鏡の観察画像をデジタル撮影し、写真から赤血球の変形した数をカウントし統計学的考察を加える。
(任意に選択した 5視野の赤血液の数、変形した赤血球の数をカウントする。)
20代の10名のアスリートのサンプルを採取する。
年齢と性別を一致させたコントロール群として同年代のスポーツを全く行わない10名のオフィスワーカーなど被験者のデータも収集して赤血球の形状データを分析する。

・アスリートとスポーツを普段行わない被験者と赤血球の形状(変形した赤血球の数)差を比較する。→母集団の正規分布などを考慮しなければ、対応のないt検定で解析
・一定のトレーニング(運動付加後)を行った前後の赤血球の形状の変化を両者で比較する。→対応のあるt検定で解析
・トレーニングの種類を変えトレーニングを行った前後の赤血球の形状の変化を両者で比較する。→前後の変化は対応のあるt検定で解析し、トレーニングの種類ごとの変化率をカイ二乗検定(もしくはFisher検定)で、比較
・トレーニング前後で 各種ケア(高気圧酸素療法、エアナジー、テカル療法など)を行い赤血球の形状の変化を両者で比較する。→前後の変化は対応のあるt検定で解析し、トレーニングの種類ごとの変化率をカイ二乗検定(もしくはFisher検定)で、比較


対象競技、対象競技者、運動負荷の強弱、運動負荷の種類、テカル療法、高濃度酸素吸引後などの各種コンディショニング治療前後 など条件を変え 実験を行う。

References

1. Phase I Research Project(The HLB Blood Test).Bradford,R.W.,et al.,Bradford Raresearch Institute,San Francisco, California,1981(Controlled document)
2. International Protecols(IIPM)in CancerManagement.R.W.Breadford,
et al.,Breadford Foundation,Los Altos,California(Second Edition),1983.
3. Journal of the National Cancre Institute 62 1459(1979),Dvorak,H.F.et al., “Tibrin Gel Investment Associated with Line 1 and Line 10 Solid Tumor Growth,Angiogenesis,and Fibroplasia in Guinea Pigs”.
 

自律神経機能向上によるアスリートの身体能力トレーニング

自律神経機能強化が注目を集める!



レーシングドライバー にとって重要な身体能力は、筋力ではありません。判断力、動態視力、そして自律神経の高い能力です。もちろん、格闘家他 多くのアスリートも同じです。

自律神経機能のレベルを知ることでソフトウエア機能の自分の弱点が分かり新しいトレーニングで強化することもできます。

この取り組みを行った経験を持つ 日本トップレベルのレーシングドライバー2人を紹介します。フォーミュラニッポンで活躍する M選手、NASCARで活躍する 古賀琢麻です。

M選手はカート時代からから天才と称され、佐藤琢磨選手とレーシングスクールで同期の逸材。オリンピックの金メダル獲得より遥かに困難といわれるF1ドライバーのシート。
この夢に挑む。 国内最高峰 フォーミュラニッポン、全日本GT選手権に参戦中。日本人史上最年少でフォーミュラニッポン優勝した彼は素質では佐藤琢磨より上との評価もありました。
しかし、ウエイトトレーニングを主体としたトレーニング法の間違い、過度の期待によるストレスで成績は徐々に悪化。メンタル的に脆かったのか、徐々に成績が悪くなりました。
2004年にはシート喪失の危機。

私がトレーナーとして2004年6月に就任し2年間 サポート。アンチエイジングシステムのサポートは必ず結果が出ると確信していました。

私はすぐにこれまでのトレーニング理論の誤りを指摘、身体能力向上を約束しました。ウエイトトレーニングは論外です。エナジーカラー 赤のM選手はセンスを磨くだけです。従来のウエイトトレーニングをストップ、自律神経機能トレーニングをスタート。新トレーニング開始後すぐに顕著な成果が表れました。最初の頃、M選手は、不眠と口内炎、胃腸の不調を訴えていました。副交感神経機能の低下が疑われる症状であり、心拍変動解析システムを使用して調べたところ、交感神経に比べて副交感神経が著しく低下した結果が得られました。この状態を改善するため、エアナジー、アロマテラピーを用いて治療を行いました。呼吸法もトレーニングに導入。この模様は地元テレビ局でも放映されました。その効果はすぐに表れ、検査で副交感神経機能が向上したことが確認され、口内炎や不眠も改善し、精神的にも安定した状態でレースに臨むことができるようになりました。

2ヵ月後に開催された全日本GT選手権第5戦、チームが見事優勝。05年はFN最終戦でP.P獲得し、3年ぶりに2度表彰。2007年,2008年 本来の才能とセンスで無類の速さを見せつけ王者。もちろん、もはや私の指導もサポートも全く不要で彼自身の能力が築き上げた結果です。

この結果からスポーツ界を大きく変えるトレーニング法に注目が集まっています!!

自律神経機能の重要性を説くトレーナーや医師はこれまでにもいましたが、検査を行っているトレーナーはいませんでした。評価法も知らずして自律神経が良くなった、呼吸法が良いなどいうのはきわめてナンセンスで、逆にアスリートにリスクを背負わせることにもなりかねません。学術的根拠があってこそ初めて科学トレーニングといえます。

定量評価がなければ科学ではありません。私達は、最先端科学のバックグラウンドのもとでアスリートのサポートを行っています。

レーシングドライバーは筋力より極限のストレスの中で運転する身体能力です。肉体以上にメンタルな部分が重要です。この中でも自律神経の機能はレーシングドライバーにとって最も重要な機能です。神経疲労の耐久能力向上を目指しました。
また、時速300キロを超えるマシーンのコントロールする上半身の耐久力、つまり乳酸の除去能力、乳酸耐久性の向上を科学的に図ったのです。すでに多くのオリンピック日本代表選手、プロ野球選手でこのシステムを使用して実績がありました。

1:心拍変動解析(自律神経機能計測システム)によるコンディショニング
2:エアナジーによる活性酸素除去と乳酸値の減少、細胞の酸素利用効率の向上
3:サプリメント(アミノ酸)による乳酸値低下と神経疲労の回復


このシステムによるサポートでレーシングドライバーの身体能力が劇的に向上したことは誰の目にも明らかです。
マシーンに数百億の予算をかけるよりレーシングドライバーにその予算の100分の一もかければ優れた結果が出るのは間違いありません。

どうしてそんなことに気がつかないのでしょう?
それは製造業しか行っていない者と医療を行っている者の大きな考えの違いなのです。マシーンより人間が重要なはずです!

近い将来、必ずF1レーシングドライバーにも私の開発したシステム(1:自律神経機能計測システム、2:活性酸素除去、自律神経機能向上システムであるエアナジー、3:乳酸を低下させるサプリメント)が導入される日が訪れるかもしれません。
先日もF1レーシングドライバーを目指す、中嶋大祐選手が私の下を訪れたのでこのトレーニング法を指導させていただきました。
当社スーパーバイザー 河合貞利選手がF1ドライバーとしてすでに大活躍の中嶋一貴選手、弟である大祐選手のフィジカルトレーニングを担当しています。

私どもの開発したシステムの組み合わせは既にヨーロッパでは競走馬に使用されて実績が出ています。数億円もする競走馬は人間より収益を上げる価値があると考えられています。

自律神経機能を正しく評価するために、心拍変動解析システムを使用しています。

これまで治療効果の科学的評価が難しかったアロマセラピーなどの効果も、このシステムを用いることによって把握できます。呼吸法のバイオフィードバックトレーニングにも利用しています。

もともとはロシアの科学者が開発して宇宙開発に使用されたシステムであり、ロシア崩壊後、アメリカに渡ったロシア人科学者が立ち上げた、ベンチャー企業のBiocom社と、技術・臨床研究の提携をして、最先端のシステムを臨床的に開発しています。「ハートリズムスキャナー」「インナーバランススキャナー」「ハートトラッカー」のシステムで、RSAによって自律神経の機能レベルを調べます。

HRS測定イメージ

検査の結果は、パソコン画面に図で表示されます。横軸が交感神経機能、縦軸が副交感神経機能のレベルを表します。中央のエリアがノーマルであり、検査結果を示す丸印が右にあるほど交感神経機能が高く、上にあるほど副交感神経機能が高いといえます。トップアスリートは交感神経機能も副交感神経も高いレベルにあることが理想です。一方で、副交感神経機能が低下すると免疫機能が低下するため、風邪にかかりやすくなります。オーバーワークですぐにダウンしてしまう状態です。
自律神経グラフ
M選手データ
古賀選手データ

古賀選手データ
自律神経機能のグラフは古賀琢麻選手の検査結果です。アメリカでは大リーグやNFLと並ぶメジャースポーツNASCARのレーサーであり、スポンサーを探しながらトップを目指しています。NASCARという過酷なレースのドライバーである古賀選手は、交感神経、副交感神経ともに高いレベルにあります。自律神経機能の能力が非常に高く、極度の緊張のなかでもリラックスできる能力をもつ、才能にあふれたアスリートであることがわかります。

パフォーマンスアップ

自律神経機能の高さはトップアスリートにとって重要な能力である
過剰なストレスがかかるトップアスリートほど、自律神経機能は特に重要です。トップアスリートはパワーアップなどフィジカル面の向上を図るだけでは勝てません。筋肉や自分の身体をコントロールする自律神経機能を向上させることが、1cm、0.01秒の差となってパフォーマンスに表れるのです。極限のストレスの中で長時間にわたって戦うレーサーの身体には、通常では考えられない大きさのG(重力)がかかります。古賀選手が活躍するNASCARは、平均時速320kmでオーバルコース(楕円形コース)を3時間も走り続けるのですが、片側の脳が虚血になる恐れがあるほどの横Gが加わるものの、そうならないのは自律神経がコントロールしているためです。レーサーにとって自律神経機能はレースを成立させるために重要な能力であるのです。ウエイトトレーニング以上に自律神経機能トレーニングは重要です。

自律神経とは?
筋肉はあくまでもハード、自律神経はハードをコントロールするソフトウエアと同じです。素晴らしい肉体を創り上げても肝心なソフトである自律神経機能が低下してはアスリートとして高いレベルでの能力は発揮できません。

緊張の中でリラックスする能力こそトップアスリートに必要な能力です。

ヒクソングレーシーは筋肉を鍛えるトレーニングを行っていますか?ハードなトレーニングで身体に負担をかけていますか?答えは 否です。

最近、よくテレビでウエイトトレーニング主体としたジム、特殊な器具を使用て短期間でパワーアップが図れると誇大なPRをしている施設や指導者が目に付きますが、そのトレーニング方法のリスクを全く考えていないことを危惧しております。
筋肉だけ鍛えても筋肉を動かす神経機能がパワーアップしていないとバランスが乱れ、肉離れを起こしたり、疲労回復が遅れたり、老化が進んだりする可能性があります。
出先器官である筋肉のみを鍛えるトレーニングはナンセンスであり過度の緊張を引き起こしかえって身体能力低下を招きます。運動角や関節可動域を低下させるリスクもあるウエイトトレーニング主体の緊張トレーニングには負の部分もあることを是非知っていただきたいと考えます。

特殊なトレーニングでヒト成長ホルモンの血中濃度がいくら高まっても 筋肉と神経機能の連動が上手くいかなくては意味がないことに気づいてほしいと思います。アスリートは筋肥大を短期間に目指すよりも現在ある筋肉をいつも100%フル活用する方法を知るべきです。

器具に頼らなくてもパワーアップは可能です。
その一つが呼吸法であり、まさしくヒクソングレーシーがトレーニングとして最も重視している手法です。

ヒクソン氏はいつもヨガを行っています。彼のトレーニングであるヨガこそが科学的効果的な呼吸法であり自律神経機能を向上させる特別なトレーニングなのです。

緊張の中にリラックス。
最大の身体能力が発揮できる状態なのです。アスリートには過度な筋力は必要ないのです。

呼吸法トレーニングは、宇宙飛行士のトレーニングにも使用され、アテネ五輪金メダリスト 室伏広治選手も米国で指導を受け導入していました。

HRSイメージ

北京オリンピックでの男子柔道の結果はまさしく私のトレーニング理論を如実に表す出来事となってしまいました。

斎藤監督以下、厳しいトレーニングの中、プレッシャーに動じない内柴選手と石井選手が金メダル獲得、他は全滅状態。過酷なトレーニングは、緊張を絶えず招きリラックスができません。緊張の中、リラックスして闘った2人に金メダルをもたらせたのではないでしょうか。
アテネ五輪で金メダル最有力と言われた 井上康生選手が過度の緊張のため敗れ去ったことも同じです。根性や厳しいトレーニングはある場合に必要ですが、いつも緊張や根性では世界にはもはや 立ち向かえないのです。

根性論だけでは世界との距離が広がるばかりです。
大阪世界陸上、バンクーバーオリンピックの結果を見れば根性論だけではもはや世界に通用しなくなってしまったことは明白です。

自律神経機能トレーニングこそ最も効率的で確実に身体能力が向上する癒しのトレーニングなのです。このトレーングを導入した当社 専務取締役 秋吉耕佑選手は2010年 全日本ロードレース選手権総合王者に輝きました。

リラックスして身体能力向上、スポーツを楽しんで良い結果。これこそスポーツの真髄ではないでしょうか。
 

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