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2013年12月22日 日曜日

日本唯一のスポーツ/トレーニング外来


さかえクリニックには、全国から多くのアスリートの方々から怪我のご相談、トレーニングのご相談が殺到しています。これまでは、個別に対応してきたのですが、年々、お問い合わせが急増してきましたので スポーツ/トレーニグ外来を創設してアスリートの診療やトレーニング指導にあたることになりました。

―― 外来には連携も必要

医療機関で整形外科でスポーツ外来を行ってスポーツ外傷などを取り扱っている施設もありますが、トレーニング指導や身体能力向上指導、先端治療の再生治療などを行っている施設は私の知る限りでは国内では皆無です。
怪我は整形外科、ケアやコンディショニグは接骨院、トレーニングはフィジカルトレーナーと横の連携がうまく取れていない状況でこれらのことを個別で行っていても良い結果が必ずしも得られません。

アスリートに必要なことは5つです。


1:コディショニング
2:トレーニング
3:ケア
4:治療
5:セカンドキャリア問題


この5つを完全に高いレベルで同時に対応できれば アスリートにとってこれほど有益なことはありません。
私どもは長年の整形外科をはじめとする各分野の専門医、フィジカルトレーナー、鍼灸師、カイロプラクター、スポーツメーカーの方々とネットワークを構築し アスリート支援の体制を築きあげてきました。その組織と規模は国内最高と自負しております。
順天堂大学医学部での研究やバックグラウンドを背景にさらにアカデミックなエビデンスがあるエクササイズ法の開発をはじめ 2020年東京五輪を目標に日々 研究に努めてもいます。
これら5つの具体的事項について解説させていただきます。

当院では、1-5の事項を実施する前に 検査を行います。
通常の医療機関の検査と異なり アスリートの身体能力をあらゆる方向からアプローチして把握し問題点を探ります。


・血液検査
・血液機能分析
・自律神経機能検査
・有害重金属・ミネラル検査
・身体機能検査


などです。
病気の検査でなくてもアスリートの検査を行うことで 身体の機能の多くの情報を把握することが出来ます。
これによって摂取するサプリメント指導も可能となります。
いずれも負担なく数分で行える簡単な検査です。



特に身体機能検査は、セル・エクササイズを行っていただくと身体の動きが手に取るようにわかります。

どこの部位がスムーズに動いていないか、バランス、可動域、体幹の能力など・・・
エクササイズは準備運動やトレーニング目的と考えられますが、セル・エクササイズは身体能力検査にも最適です。
熟練の公認トレーナーであれば、まずセルエクササイズをアスリートに行っていただくことでアスリートの問題点や改善すべき点をしっかりチェックでき適確なアドバイスをお伝えすることが出来ます。

ポイントは、肩甲骨の動きインナーユニットを主体とする体幹の連動する動き股関節の動き、です。問題点がわかればセル・エクササイズを正確に行うことで解決できるので一石二鳥といえます。


―― アスリートのソフトウェア検査

これまでに何度も解説しています自律神経機能検査は、アスリートのソフトウエア検査です。
5分間心臓の拍動の変動を検査することで自律神経の全体のパワーやバランスが定量評価できます。コンピューターではOS+CPUに相当します。

この能力が高いアスリートはストレス耐性も強く 極限の緊張の中でも集中力を持続させ 平常心でパフォーマンス向上させることが出来ます。

これまで多くの世界的なトップアスリートの自律神経検査を実施しそのデータを解析しコンサルティングを行っています。 F1レーシングドライバー年間総合王者、オリンピック金メダリスト、プロゴルファー賞金王、プロボクシング世界王者・・・超1流のトップアスリートに共通することは 自律神経機能でトータルパワーの数値が高く、副交感神経機能レベルがとても高いということです。

この検査結果を基にトレーニング指導を医学的根拠をもって行っているのは国内では私どもだけです。
このトレーニグプログラムは Mars500 有人火星探査計画地上実験の宇宙開発、米国国防省がイーストカロライナ大学と共同で進めるPTSDケアの軍事プログラムに実際、使用された世界最高峰のBiocom社製 世界最先端 心拍変動解析システムを使用しています。

メンタルトレーニングは曖昧でエビデンスに欠けますが、心拍変動解析システムによる検査の結果の指導はエビデンスを基にした科学的なアプローチなのです。
このシステムはアスリートのみならず一般の方の健康や教育にも導入されつつあります。2020年東京五輪で活躍が期待される多くのトップアスリートが確実に導入するシステムになるでしょう。


―― これまでの概念を捨てる

コンディショニングと聞くと ストレッチ、柔軟をまず思い浮かべ実施するアスリートや指導者がほとんどではないでしょうか?
ストレッチを強力に長時間行えば身体を柔らかくすればパフォーマンスが向上する・・・本当でしょうか?
静的ストレッチを長時間行えば、筋力は低下しパフォーマンスは低下し怪我の予防にもならず、疲労回復、筋肉痛の予防にもならないことはすでに常識です。

静的ストレッチの競技パフォーマンスへの寄与が否定されているにもかかわらずまだまだ、スポーツ現場ではアスリートも指導者も静的ストレッチを当然のごとく実施しています。

コンディショニングはエビデンスを基に行わなければ、せっかく素晴らしいトレーニグを長年にわたって行ってきても競技本番でパフォーマンスが発揮できません。ロンドン五輪で自称カリスマトレーナーのダンサーに指導を受けたアスリートが最悪の結果に陥ったことは記憶に新しいですね。このカリスマトレーナーは五輪直前には多くのメディアで私がメダルを獲らせるといった発言をされていたようですが、カリスマトレーナーが行っていた指導にエビデンスはなかったようでした。

コンディショニングは、普段通りの動きがどんな緊張の場でも行うことが出来ることです。平常心でいつも100%の能力が発揮できることが良い結果に繋がります。

コンディショニングに最適な手法・・・私どもはセル・エクササイズを開発しました。
セルエクササイズでスポーツ現場も大きく変わりつつあります。これまで1時間近くかけてきた柔軟運動の時間がわずか5分程度のエクササイズで十分に身体がウオームアップできさらに身体能力もアップし緊張にも対処できる準備が整う。
確実にスポーツ現場が変わっていきます。

HEATミドル級打撃系王者のダニロ・ザノリニ選手は、このコンディショニング法によって最高のパフォーマンスを発揮し11月4日のタイトルマッチで 大会MVPに輝いて RISEウエルター級初代王者を獲得しました。


―― トレーニングは根性論とは無縁



トレーニングと聞くと、辛い、苦しい、大変、・・・といったネガティブな言葉ばかり思い浮かんできませんか?
トレーニングは、根性で歯を食いしばり 苦しむものではありません。トップアスリートの多くはすでにそういった過酷なトレーニングを長年、いやというほど継続してきています。すでに過酷なトレーニングで肉体がボロボロで引退間近の身体の状態のアスリートからの相談も少なくありません。

肉体をコントロールするのは随意的には大脳ですが、不随意には自律神経なのです。
自律神経というソフトを鍛えることで いくらでもまだまだ身体パフォーマンスは向上する潜在能力を誰でも持っていますし、自律神経と連動して体幹トレーニングを行えば、無理なパワーに頼らなくても驚異的な能力アップが図れます。

パワーの源が、部分ではなく体幹を含めた身体全体とソフトウエアでもある自律神経。これらが連動することで無理に部分的なパワーつけることなく常に効率よくパフォーマンスが発揮できるようになります。
これがセルエクササイズなのです。

プロボクサーもパンチを腕だけで打ちませんね。強いパンチを打つために上腕の筋トレすることもありません。下半身のエネルギーを体幹の捻りのエネルギーと合わせて連動させ 拳の第Ⅱ、Ⅲ中手骨の遠位端に集中させることが威力あるパンチを繰り出す力学理論です。

セルエクササイズを行えば一連のこういった動きが無意識にスムーズに行うことが出来るようになります。私が指導させていただきます、WBC世界ユースバンタム級王者 田中裕士選手もセルエクササイズをコデンィショニング、トレーニングに導入してタイトルを獲得して初防衛戦を1R KO勝利、無敗を守っています。

プロゴルファーの動きも下半身のパワーを体幹の捻りに変換し腕には一切力を入れずドライバーのヘッドにエネルギーを伝達する。まさにボクシングのパンチを繰り出す連動運動と同じ流れです。この場合、部分的な筋トレを行えばスムーズな連動運動が阻害されるばかりか、腕に負担がかかり怪我の原因にもなります。

私が今春、シーズンオフに指導させていただきました横峯さくら選手は、153センチという華奢な身体で最高270Yのドライバーの飛距離を誇り 2013年11月17日現在 今シーズン4勝で賞金王トップを独走中です。
彼女は、一切ウエイトトレーニングを行いませんし、今季セル・エクササイズをコンディショニング、トレーニングに導入されています。

パワーは身体全体から。競技パフォーマンス向上には、とても大切なポイントです。



―― 本当に効果的な運動後の身体のケア

準備運動同様に整理運動には柔軟、静的ストレッチが何の疑いもなく行われてきました。しかもその理由は、筋肉痛防止、疲労回復目的。しかし、このいずれの効果も静的ストレッチには無いことが複数の研究論文で明確になっています。
むしろ運動によって引き伸ばされた筋肉や腱、靭帯に静的ストレッチで無理な負荷をかければ痛みが増強し炎症を惹起するのです。

このため運動後は緩やかな 筋肉に十分血流が増加するようなエクササイズが最適です。ここにもセルエクササイズが有効です。

特にセルエクササイズによって身体の緊張を緩め 呼吸法で副交感神経レベルをアップさせることは免疫力向上、血流増加とともに筋肉ダメージの修復に重要であることは私どもの研究でも明らかです。


―― 従来の常識が今や非常識に

子供のころ怪我には消毒、ガーゼ、瘡蓋を早く作って、入浴は禁止。と指示されてきました。

しかし、現在の医学では、怪我には消毒はしない、ガーゼも貼らない、瘡蓋はできる限り作らないような湿潤療法を行い、患部は洗浄し、入浴は問題ない。という医師からの指示になりました。全く正反対の理論であり実践行為です。
静的ストレッチもコンディショニングも必ず同じ流れを辿ることになります。

私どもはトレーナーと共に日々、エビデンスのあるコンディショニング法、トレーニング法、ケア法の実践に努めてまいります。

 

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