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2020年3月12日 木曜日

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2017年6月 5日 月曜日

レーシングドライバーの自律神経のメカニズム




国内ではスーパーGT, スーパーフォーミュラといった世界的に見ても最高速度、レーシングドライバーにかかるGが大きなレースが開催されています。
スーパーGTは 全日本GT選手権を前身とし2005年より開催されている選手権シリーズであり、国内で開催されている自動車レースのシリーズとしては、1レース当たりの観客動員数は3万人 - 6万人と最大で、スーパーフォーミュラと並び国内最高峰の自動車レースです。注目度が最も高い国内レースとして国内外の様々な自動車メーカーが参加しています。

GT500クラスとGT300クラスという異なる2つのクラスの車両が同一コースを混走するという方式で両 クラスの速度差から徐々に混走状態となり、コースの所々で抜きつ抜かれつの争いが展開され、エキサイティングな場面が増 え、ドライバーには両クラスの車両に注意して走行する高いスキルが求められるレースです。

シリーズ戦の中で成績によりウェイト (重り) が加算されていくウェイトハンデ (Weight Handicap: WH) 制やリストリクターの導入などで、各車両の性能を調整して力を拮抗させることで白熱のレース展開となる様な演出がされ、必ずしも有力チームが上位を占める訳では無く、シーズン終盤までレースの総合優勝の行方はわかりません。レース距離は250km - 1000kmのセミ耐久レースで、2人のドライバーが組み、ドライバー交代が義務付けられ、認知度やレベルの向上などもあり、F1,WECなど海外のトップカテゴリーを経験したドライバーも参戦しています。

スーパーGTの車両は市販車をベースとして大幅に改造したGTカーと呼ばれるクローズドボディの車両を使用します。各車の性能を出来る限り近付けるため、性能調整 (BoP: Balance of Performance) が行われています。

両クラスの具体的な改造の許容範囲はレギュレーションで詳細に制限されていますが、GT500とGT300のJAF-GT規格車両に関してはシルエットフォーミュラに近い純レーシングカーのような車両が製作されているため、「市販車ベースの改造」というGTの基本概念が、かつてのGT1クラス規定のように形骸化し、実質的にはヘッドライトやテールランプに市販車の面影を僅かに残したプロトタイプレーシングカーとなっており、実際に多くのドライバーはツーリングカーの走り方では通用しないためフォーミュラ的走行になっています。

エンジン性能の向上やエアリストリクター径の緩和などによって出力が向上、GT500は2012年時点で600PS近くにまで達しています。


■ GT500クラス
ゼッケンの色は白地に黒、ヘッドランプの色は白色または青色で、参戦する車両はレクサス、日産、ホンダの3社が巨費を投じて製作したワークス車両が主体です。車重、ホイールベース、最低地上高、トランスミッションなど車両性能に大きく影響を与える部分については概ね共通化されているため、メーカー間で極端に性能が偏ることはありません。エアロパーツなど共通化されていない部分の自由度は極めて高く、レース毎に次々とアップデートパーツが投入されることも少なくないほど開発競争が激しいため、各マシンはヘッドライトとルーフ形状程度しか原形を留めていない場合が多く、内実はほぼプロトタイプレーシングカーへと変貌を遂げ、2012年以降では「世界で最も速いGTカー」とも言われています。

新型はダウンフォースが2013年に比べて約30%増加しコーナリング速度がアップ、最高速度は約10kmもアップしています。一方で、タイヤサイズが2013年よりも小さくなり、シャーシの捻れ剛性が低く、車重が軽くなり速度が増したことなども相まってタイヤへの負担が増えることも指摘されています。
エンジンはDTMの4.0L V型8気筒NAではなく、スーパーフォーミュラと共通となるガソリン2.0L 直列4気筒直噴ターボの"NRE"を使用いています。



ー ドライバーの育成

国内のモータースポーツにおいて最も隆盛を誇っているSUPER GTですが、その人気の原点はウェイトハンデ制を導入するなど、特定のチームに勝利が集中することを避けた勝負の面白さに着目した運営面が理由の一つと して挙げられます。一方で、国内フォーミュラレースの人気は下降しており、各自動車メーカーが期待する若手ドライバーを育成プロジェクトとして、人気がありスポンサーを獲得しやすいGT300クラスの提携チーム等に送り込むことが多くなってきています。

本来、ドライバーはレースにおいて車両性能を限界まで引き出し0.1秒を削りとる能力が要求されますが、SUPER GTではウェイトハンデという人為的にコントロールをされた状態で戦うため、必ずしも性能を完全には発揮出来ない。また、シリーズチャンピオンの獲得を睨 み、ウェイト軽減のため故意に順位を落とすなどのケースが過去にも見られ、SUPER GTマシンは性能が高いとはいえツーリングカーで、フォーミュラカーとはセッティング方法が大きく異なるため、本カテゴリからF1やIRLなどへのステップアップを目指すのは難しいようです。レーシングドライバーの多くはトレーナーを付けず、自らトレーニングプログラムを作成するが、ほとんどが我流でウエイトトレーニング主体となりかえって不要な筋肉量を増加させる結果となり脳血流の現象を招いたりしてレースの集中力が低下し結果が悪くなるケースも有ります。2006年にはシート喪失の危機にあったレーシングドライバーもまさにその状況でした。成績が悪くなり集に3度のウエイトトレーニングを2-3時間繰り返し 副交感神経レベルの低下をまねき、口内炎、不眠、下痢、疲労回復の遅延、易感染性の状態で体調は最悪、レースに集中できない状態に陥りました。

トレーナー、レースサポート担当医としてコンディショニングを行ったところ


1:エアナジーによる自律神経機能回復(現在では水素吸入)
2:ウエイトトレーニングの完全停止
3:呼吸法の導入
4:アロマセラピーの導入
5:自律神経トレーニング


により2007、2008年度のフォーミュラNIPPON(現スーパーフォーミュラ)の年間総合王者に輝きました。

もう一つの国内最大級レースにスーパーフォーミュラがあります。フォーミュラカー(オープンホイール)を使用した四輪レースで、フォーミュラ・ニッポンを引き継ぐ形で2013年にスタートしました。略称は「SF」、レース格式は国際。

『日本一速い男 決定戦』とも呼ばれ日本最高峰のカテゴリーであったフォーミュラ・ニッポンを、アジアのスタンダードフォーミュラを目指しアジアを中心にグローバル展開を進めるにあたり、シリーズ名称の変更が行なわれたのです。2015年の概要発表会では、白井社長の口から「名実ともに世界の三大フォーミュラカーレースのひとつとして、F1、インディカーと並び称されるカテゴリーにまで発展させることを目標」と述べており、国内という枠からの脱却を目指しています。

使用される車両は、初年度のみ前年までと同一のスウィフト・017.n(SF13)に、3.4L V8エンジンのトヨタ・RV8Kまたはホンダ・HR12Eを搭載したものですが、2014年からはダラーラ社のSF14に変更され、搭載されるエンジンは、従来通りSUPER GT・GT500クラス用と基本設計が共通のものとなる「NRE(Nippon Race Engine)」と呼ばれる2.0L 直4 直噴 ターボエンジン、トヨタ・RI4Aおよびホンダ・HR-414Eになります。つまりよりF1に近づく強力なGや負担がレーシングドライバーにかかるレースとなっているのです。

生身の身体で大きなGがかかると身体には生理学的大きな負担がかかります。
特にブレーキングGと呼ばれるブレーキで急激に減速する時にかかるGは脳内の血流分布を一瞬で大きく変化させます。
この時、トレーニングを受けていない一般人ではブラックアウト、つまり失神状態になることが知られています。

脳への血流こそがアスリートの集中力を高めるには大変重要な因子です。

この血流調整は血管の収縮、拡張を無意識に調整する生体機能であり自律神経が働いた結果です。
トプアスリートは自律神経の機能が特に高く トータルパワーといわれる数値や副交感神経レベルが高く 極限の緊張状態でも安定した精神や身体バランスを維持することができます。


-レーシングドライバーに必要な自律神経トレーニング

レーシングドライバーも例外ではありません。
レーシングドライバーこそ 最強の自律神経機能を有するアスリートであることが必要条件で実際、F1レーシングドライバーやスーパーGTの年間王者に輝いた1流レーシングドライバーは自律神経機能に優れています。
レーシングドライバーへのコンディシィニングとして自律神経機能向上が必須なのです。

1:水素吸入による自律神経機能向上
2:高気圧酸素療法による自律神経機能向上
3:Core Controlによる自律神経機能向上
4:セル・エクササイズによる自律神経機能向上
5:HOT TABによる自律神経機能向上(疲労回復)
6:セル・トリートメントによる自律神経機能向上(疲労回復)
7:MediColon(活性乳酸菌製剤)による自律神経機能向上(腸内細菌叢改善)
8:ビジョントレーニングによる脳血流アップ


がレーシングドライバーのパフォーマンス向上として勧められ現在、上記システムやコンディショニング法の検証が進んでいます。


■ F1ドライバーが耐えなければならない最大のプレッシャーがGフォース

F1レースでは、ドライバーは、プレッシャー、高温のコクピットなど全体的なフットネスレベルに対し大きく長い負荷を受けると同時に、通常の人間なら意識を失うほどの重力加速度です。

Gフォースは、自由落下に対して加速する物体に重力が及ぼす圧力であり、レーシングドライバーは重要な一瞬の判断をしながら、この負荷の大きい力に耐えることができる超人的アスリート。

モータースポーツのGフォースは、高速乗用車に乗って高速コーナーを回るときの2Gから、停止状態から1秒未満で時速100マイル(160km)まで加速するドラッグ・レースのトップカテゴリーの5.3Gまでの範囲にあります。

瞬間的に大きなGフォースを生き延びたドライバーの例は、1977年シルバーストンで開催されたイギリスGPのフリー走行中、デイヴィッド・パーレイは、ベケッツ・コーナーでアクセルが戻らなくなり、179.8gと推定される力を短時間経験しました。

その後の衝撃で、マシンは2フィート足らずの距離で時速108マイル(173km)から停止。脚、腰、骨盤に重傷を負ったが、レースに復帰できるまでに回復しました。しかし、運が悪いと軸索損傷という中枢神経への神経断裂という深刻なダメージを負うこともあるのです。

通常のグランプリレースでも、F1はGフォースが高く、ドライバーは各レースで3~5Gに耐え、レッドブル・レーシングのカー・ エンジニアリング責任者ポール・モナハンは「ドライバーが経験する大きな加速力は、横および縦方向のもので、最高値は4.5Gを越え、ドライバーの肉体 は、短時間ではあるものの自身の体重の4.5倍の力を受ける」と語っています。

戦闘機や曲芸飛行のパイロットはさらに高いレベルのGに耐えるが、垂直軸のみであるので、ドライビングの方が肉体にとっては厳しい場合もあります。空軍パイロットはさらに大きな重力負荷を経験しますが、それは通常背骨に沿ったものだが、F1ドライバーは背骨にほぼ直角の負荷を耐えています。

マーク・ウェバーは「Gフォースがかかると、体が締めつけられるような感じがする。高速コーナーでは 回っているときにGフォースは横からかかるので、肋骨、腰、首がシートに押し付けられる。それに耐えて集中力をレース中に長時間保持しなければならない。この力はゆっくりとかかり、コー ナーの半ばで最高に達する」と説明。

ブレーキを踏むとGフォースのレベルは急に増減し、ウェバーは「それは全く違う感じだね」と話します。
呼吸管理が重要になります。3Gを越えると自由に呼吸できなくなるので、意識を失う危険があるのです。

ウェバーは「Gフォースを経験しているときは、いつものように呼吸するのが難しくなる。特に長い高速コーナーではね。息を止めなくてはならない場合もあるので、少し弱気になることもある。」

そのため、信じられないほどのコア・フィットネス、スタミナ、集中力が必要とされる。しかし人によってGフォースへの耐性は大きく異なり、肥満している人 の方が、痩せて健康な人よりもGフォース耐性が高い場合があるのです。これは肥満の人の循環器が血流を制限するからである。もちろん逆に、循環器に負担がかかると失神する場合もあります。

循環、呼吸、発汗、体温調整、消化吸収、脳血流のコントロールなどすべての身体の無意識な生命維持を行っています 自律神経機能を計測し鍛えることは、ドライバーにとって過酷な環境下でも集中力を失わず安全にドライビングできる最も重要なポイントであることを自律神経研究の専門医として強くお勧めいたします。パフォーマンス向上はもちろん、事故回避能力は、すべてドライバーの自律神経能力にかかっているといっても過言ではありません。

しかし、唯一の方法は心血管トレーニングであり、レースに集中できる耐性を高めなければならない。ウェバーは「トレーニングに関していえば、マシンが最高の道具だね」と言っています。
つまり心血管トレーニングこそ自律神経トレーニングなのです。


極限の環境下で、事故で命の危機という大きなリスク、ストレスに曝されながらレースを行うレーシングドライバーにとって集中力は最も重要な能力です。

リスク管理から考えてもレーシングドライバーにとって自律神経へのアプローチ、コンディショニング、トレーニング、ケアは必須事項なのです。
私どもはこれまでF1レーシングドライバーをはじめ国内のGT、スーパーフォーミュラ年間総合王者をはじめ トップ選手を指導、サポートを行い自律神経をはじめ様々な生体データを取得し研究に努めてきました。
このコンディショニング、トレーニング、ケアノウハウが多くのドライバーのパフォーマンス向上に役立つと確信しています。

最近の私どもの知見ではドライバーの脳血流をいかに向上させるか。集中力アップも含めこれに尽きると考えます。
耐久レースでは車内が摂氏60度以上にもなりドライバーの身体は脱水状態になります。この時、疲労した筋肉をクールダウンするため大量の血液が筋肉内に流れ込み脳の血流は低下してしまいます。脱水でさらに脳血流低下に拍車がかかります。
無計画なウエイトトレーニングはレーシングドライバーの脳血流を低下させることもあります。
レーシングドライバーには必要最小限の筋肉だけで良いのです。


レーシングドライバーのパフォーマンス向上には全ては脳血流にあります。

ビジョントレーニングも脳血流をアップさせると言われていますのでぜひ、導入していただきたいトレーニングの一つです。
身体というハードウエアばかり鍛えても結果が思うようにならないときは ソフトウエアである神経系統を鍛えるトレーニングをぜひ導入しましょう。

このためには専門医とトレーナーがサポートする必要があります。



 

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2016年2月 5日 金曜日

アスリートのオアシス、自律神経セラピーでのコンディショニング・ケア



アスリートにとってトレーニング以上に重要なことは、コンディショニング、ケアであると以前も解説してきました。
多くのアスリートがより有効でパファーマンスが向上するトレーニングを求め日々行い 多くの時間を費やしています。
しかし、コンディショニングやケアには時間を費やしたり有効な方法を探求するアスリートはまだまだ少ないようです。
どうしてでしょうか?


これは子供の頃から スポーツには根性、我慢、努力、耐える心と身体が一番と常に指導者や周囲の関係者から言われ続けていたからに他なりません。
アスリートは厳しいトレーニングに耐えてこそ1流への道。

残念ですが未だにこの指導法を行なってアスリートを結果として潰してしまう指導者が少なくありません。
ハードトレーニングに関して私は否定的ではありませんが トレーニング自体が身体の機能を破壊するようなトレーニングは絶対に賛成できません。

負荷は筋肉や身体機能向上に役立ちますが過剰な負荷は障害になるのです。
この限界点や回復法をアスリートは学んでいるでしょうか?
ここまでやれば大丈夫、これ以上は無理。
誰が決めるのでしょうか?

アスリートではなく多くは指導者の経験と勘と独自の理論で決定されています。
そこには個人特性などは一切無視されてしまっているのです。

医学的知識を持ち合わせていない指導者にはやむを得ないことですが、トレーニングを積めば積むほど身体が強靭になり身体能力が向上するというスポーツ教育には大きな改革が必要です。
医学の中ではエビデンスドメディスンという言葉がありますが、スポーツでもエビデンスドスポーツの考え方が必ず主流になるはずです。

つまり、根拠があるトレーニングがスポーツには必要。
休養も疲労回復に充てるケアもウオームアップもトレーニングなのです。
苦しい負荷をかけるばかりがトレーニングではなく コンディショニング、ケアを含めることが真のトレーニングであると私は考えています。

多くのアスリートは鍼灸、マッサージは経験されています。
手軽に受けることができる、自律神経セラピーという微弱電流を身体へ与え自律神経や筋肉のバランスを整えるケア、コンディショニング法も近年注目されています。

自律神経サロンがあらゆる分野のアスリートに支持されたエナジーテラピーを受けることができます。




-アスリートのケアに有効な自律神経セラピー

自律神経セラピーは健康美容分野で広がりましたが、最近では介護、アスリートのケアなどスポーツ分野にも広がり、日本を代表する有名トレーナーも導入を開始しその有効性や自律神経への影響を検証しています。
実際、自律神経セラピーを体験しその有効性を高く評価し推薦されるアスリートが少なくありません。

推薦されるアスリートも各スポーツ分野では日本を代表されるアスリートの面々です。
私の指導させていただくトップアスリートも試合前後には必ず自律神経セラピーを受けて身体ケアを行っています。
身体のケアはもちろん自律神経機能向上にも大きく役立っているようです。


自律神経サロンでは厳しいトレーニングを受けた専門のセラピストが担当してコンディショニングを行います。
アスリートの体の状態をしっかり把握してアスリートに合ったプログラムも用意しています。




これまでのマッサージ、アロママッサージなどは体表からの物理的な圧力やアロマオイルによるマッサージ効果を期待したものでしたが自律神経サロンでは他に類をみない自律神経システムによる微弱電流による皮膚のみならず筋肉内へのアプローチによるケアが行われます。


自律神経機能の向上を配慮したサロンでは、治療院にありがちな簡素な内装ではなく、入店と同時に気分も落ち着き癒される豪華で落ち着いたサロンです。
アスリートが受けることが多いスポーツマッサージではその手技のみを重視するだけで空間の居心地の良さは無視されています。
自律神経サロンでは、空間、セラピスト、専用ベッド、施術に使用するクリームの香り、絵画など全ての部分に癒やしを配慮し設計され 緻密なシステムで運営されています。

セラピストの能力を維持し最高のケアが提供できるように教育、研修や勉強会も専門医や自律神経の研究者、トップトレーナー、トップアスリート、スポーツ指導者を講師として行なっています。

座学で短時間の実技講習だけでなく本格的にセラピストを教育する数少ないアカデミーを背景にセラピスト育成に努めています。

高級なサロンのプライベートルームで受ける自律神経セラピーは、体験したアスリートから絶賛されています。
減量プラン、ヒーリングプラン、腸内環境改善プランなど数々のプランも用意されています。
腸内環境を大きく改善する専門医が監修して開発されたメディコロンもサロンでは取り扱って自律神経へのアプローチのアドバイスも受けられます。

もちろん自律神経サロンでは、世界最高峰の自律神経研究ベンチャー法人 BIOCOMテクノロジー社が開発したインナーバランススキャナーで自律神経の検査を受けることもできるのです。

自律神経の検査が受けることができる数少ない施設でもありボディメンテナンスが定量的な評価とともに受けることができるため多くのトップアスリートの信頼感を掴んでいます。

私自身、毎週2回ほどは必ず自律神経サロンで施術を受けボディメンテナンスを行なっています。
過去に骨折した部位の痛みの改善、トレーニングによって過度に緊張した筋肉の弛緩など身体調整には
自律神経セラピーはかかせません。

自律神経セラピーとは?

特殊な機械による微弱電流を帯びたセラピストの手を身体にあてがい、乱れた自律神経を整える技術が『自律神経セラピー』です。最大の特徴は施術を受ける身体に触れるのが金属の端子や器具ではなく、セラピストの素手であるという点で、気持ちのこもった素手のぬくもりは、人が心地よく感じるということは誰にでも理解できます。この自律神経セラピーは子供から高齢者まで誰でも受けることが出来る安全な技術です。
従来のマッサージのように力を加えることはしません。

特殊な機械から発生する微弱電流を一旦セラピストの足裏から身体に送り、その手指が肌に触れた箇所から電流が伝わり、筋肉が直接深部まで刺激される感覚は従来の技術にもない特殊なもので、初めて施術を受けたアスリートは「初めて受ける施術法だった」、「これまでに体験したことがないほど心地よかった」など、多くのアスリートからの評価を得ています。

素手で施術を行う利点としては、個人の好み、状態に合わせた細かい調整ができるというところにあります。セラピストはアスリートにその時の身体の調子を直接リスニングしながら、電気の流れてくるプレートを踏み、その面積や加える力により電流の出力を調節します。

水分や血液の巡りが悪いことから電気の通りも悪く抵抗となり、それがセラピストの手に違和感となって表れ、こうした箇所へは出力を強くするなどの調整をしながら施術を重ねるうち、少しずつ通りが良くなり、状態も改善していきます。本人が気づいていない場合であっても、セラピストが異変を発見するケースは多いということからも、リピーターの信頼を得ながら支持されている根拠になっています。

セラピストがアスリートの身体の状態を的確に把握しながら行える画期的な技術なのです。
まさに機械ではなく人対人でなければできない施術の仕方であり、世界で唯一の技術です。
(特殊な機械は、治療を目的とした医療機器ではありませんので治療には使用できません)


-有効性を検証

自律神経セラピーを普及させセラピストの教育、養成を行うアカデミーでは、その効果に対するエビデンスを確立させるため専門施設にて身体情報の測定を行い、科学的根拠に基づくデータ取得と検証に務めています。

細胞の1つ1つに良質な血液を供給することは健康のための絶対的な条件であり、副交感神経の機能を向上させることによりリラックス状態へ導くだけでなくアスリートにとって最も大切な副交感神経優位な状態へと導きます。
 トップアスリートは極度の緊張の中でもリラックスできる程の優れた副交感神経機能を持っています。休養もトレーニングとして捉え、効果的なケアを取り入れていくことが多くのアスリートにとって必要です。

そうすると夜間の良質な睡眠を取ることが困難になり身体に疲労がたまりやすくなるだけでなく、こうした自律神経の乱れが続くと自律神経失調症になって本格的な不眠症になったり、あらゆる健康リスクが高まるのです。
自律神経サロンで行われる自律神経セラピーは整形外科や接骨院、鍼灸院などで受ける治療とは異なりアスリートの身体を本当の癒やしへ導くでしょう。

*自律神経サロンでは医療機関でないため医療行為は一切行いません。また疾患の診断、アドバイス、マッサージ手技による徒手的な施術も行いません。これらに代わって癒やしのボディケア、自律神経検査、自律神経に関しますアドバイスを行なっています。




 

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2016年1月26日 火曜日

キックボクサー ダニロ・ザノリニ選手の強さの秘密


プロボクシングトレーナーでもあります私ですが、これまで多くの空手家、キックボクサーのコンディシィニング、トレーニング、ケア、治療を担当させていただきました。
その中でもダントツで才能、努力、実力を備えた 真のキックボクサーとも各方面から高い評価を受けていますキックボクシング3冠王者 ダニロ・ザノリニ選手の強さの秘密と彼の活動を解説させていただきます。



-アスリート・指導者・経営者として大活躍!

ダニロ・ザノリニ選手は岐阜県可児市に在住していますが、名古屋を中心としたキックボクシングジムで指導を行う傍ら自ら現役キックボクサーとして年間数試合を闘い東海エリアでは最も有名なキックボクサーの一人です。
ルックス、ファイトスタイル、実力、人間性、格闘家としての努力、全て揃った素晴らしい選手です。
格闘家としての実力だけでなくスポンサーへの気配りなど、高い人間性に惹かれる方が多くスポンサー獲得も確実に行なっています。

どんなスポンサーに対しても挨拶、試合結果の報告、自らのトランクスやガウン、などスポンサー企業のPRを積極的に行い face bookなどのSNSでもしっかりスポンサーPRを行なってスポンサーの信頼度も高いアスリートです。

私はこれまでプロ野球選手、Jリーガー、オリンピック日本代表選手など数多くのトップアスリートの指導や治療を担当させていただいてきましたが、その多くは 挨拶、報告、お礼、スポンサーへの対応がほとんどできていませんでした。
アスリートは日本で恵まれていない、セカンドキャリア問題が取り上げられるようになりましたが、アスリート側にも問題があるのです。


アスリートがプロ意識をしっかり持ってお金を出したりサポートしていただいている方々にメリットになるようなPRをしっかり行えば間違いなくスポンサーは獲得できますし、競技にも専念できるのです。

多くのアスリートが学ぶことは スポーツの技能やフィジカルの向上のためのノウハウ以上に社会の仕組みや常識、スポンサー対応の具体的方法であると私は考えます。
日本ではこの分野のアスリート教育が大きく遅れています。

アスリートはこの仕組や社会への貢献のための教育を受ける場所がほとんど無いのが現状です。
根性や組織の忠誠心などは教育しても 近代的なスポーツビジネスの中におけるアスリートの役割やその対費用効果の意義など理解しているアスリートは少ないようです。とても残念なことです。

2020年、東京オリンピックで空手が競技種目として採用されても この部分がしっかり理解されないと次はありません。
人生をかけて空手やキックボクシングを続けてその先には何が有るのでしょうか?
趣味と競技スポーツは全く違います。

ダニロ選手はすでにジム経営、後輩の育成、本国ブラジルでのメディアでの自己PRと各テレビ局への出演、ブラジルでのキックボクシング普及活動などアスリートの知名度や肩書、経験をフル活用されています。
引退後の方向性や生活プラン、人生設計をしっかり考えています。

キックボクサーとしてのダニロ選手ですが、日系3世 ブラジル人で、元極真空手、ブラジル、サンパウロ王者でもあり彼の格闘家としての源は空手です。

試合前には定期的にクリニックを訪れ ウエイトコントロール、疲労回復などのコンディショニング指導を受けられています。
計量後には必ず直前のボディメンテナンスを行い 減量の身体のダメージの回復に努めます。
ダニロ選手はトレーニング以上にコンディショニングを重視しいつもベストパフォーマンスができるように身体のケアに務めています。
身体が資本、そして彼の勇姿、パフォーマンスと活躍がダニロ選手を支えるスポンサーの大きなメリットにもなります。


-空手家の皆さんはいかがでしょうか?

苦しいこと身体が辛いことが精神修養になり根性もついて強くなると考えていませんか?
怪我は当たり前、骨折くらいで音を上げない、空手に怪我はつきもの、痛みは根性で耐えることができる。
これまでの多くの空手家がそうだったように未だにこのような考えの指導者が少なくありません。

昨年、某団体の空手日本選手権大会優勝者から私に連絡がありました。
全身の関節が傷んで選手権前に何とかしたい。優勝候補としてパフォーマンスを故障で低下することがないように・・・
PRPの療法をご希望されていましたが、私は治療をお断りました。

理由は、治療すれば痛みが治りパフォーマンス向上が見込まれると単純に考えられていたからです。
治療すれば大丈夫、痛みさえ取れれば・・・
パフォーマンス向上には疼痛改善は必須ですが根本的な原因やトレーニング法、日々の体のケア、メンテナンスがおろそかでその場しのぎの治療は決してアスリートのためにはなりません。

私は丁寧にPRPの有効性、経過、現状を改善するためのケアやコンディショニングまで詳細なメールを送らせていただきましたがその後、メールの回答すらありませんでした。
大切なことは、治療だけではなくその過程と礼儀です。
丁寧にメールで回答を受け取った場合は、お礼を返すのが社会性が有るアスリートの資質です。


-格闘家には怪我がつきもの

打撃系格闘技では当然試合後は、身体に少なからずダメージを残します。このダメージを最小限に抑えるためにどうすればよいか。常にこのことをダニロ選手は考え試合に臨んでいます。

ダニロ選手は、これまでも紹介させていただきました、水素療法、自律神経セラピー、パワープレート、エアナジー、といったシステムでコンディショニングを行い 自律神経機能向上に努めて いつも緊張する試合においても通常通りのパフォーマンスを平常心で発揮できています。

77BLACK WATERを取り扱う 南洋ホールディングス株式会社がBLACK WATER http://www.blackwater.jp/ の供給をスポンサーとして行い、さかえクリニック http://www.sakae-clinic.com/ では水素療法 http://legarsi.co.jp/ 、トレーニング指導など を行なっています。

日々の身体のコンディショニングは BLACK WATERを飲用し、試合前の疲労回復や痛みのケアは、自律神経サロンでセラピストによる自律神経セラピーを受けて、試合直前にはさかえクリニックで水素療法とパワープレートによるコンディショニングを受けています。

スポンサーはアスリートに金銭を支給するだけでなくベストパフォーマンスが出せるためのサポートを各企業の特色をだしてサービス提供することも大切です。アスリートの希望は何よりも試合に勝利し1日も長く現役アスリートとして活躍することだからです。

今や彼は格闘技界のブラジルの英雄と言ってもよいほどの知名度と実績になりました。
来年からK1がテレビ放映される可能性も囁かれていますが、K1出場を希望されていますダニロ選手がテレビでもその勇姿をきっと見せてくれるでしょう。

アスリートとして指導者としてジム経営者であるビジネスマンとしてのダニロ・ザノリニ選手の活躍が多くのアスリートの手本となっていくと考えています。


ダニロ・ザノリニ  プロフィール

Danilo Zanolini
(ダニロ・ザノリニ)

[生年月日]
1980年7月29日
[出身]
ブラジル・サンパウロ
[身長]
174cm
[体重]
78kg
[所属]
ブラジラアン・タイ

[戦績]
45戦34勝11敗 17KO

[タイトル]
第2代HEATキックルール ミドル級王者

初代RISEウエルター級王者

ISKAスーパーウエルター級王者

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祖母が日本人の日系ブラジル3世のダニロ・ザノリニは、9歳の時ブラジルで極真空手を習い始め15歳でキックボクシングを始める。

幼い頃から貧しく衣食住満足にいく程の稼ぎのある仕事も少なく、17歳で母と共に生活圏を日本に移す。

車の塗装業をしながら日本での生活のルールを覚え同時に空手道場にも通い始める。

しかし24歳の時ブラジル在住の父が大病を患い帰国。

帰国後人生の伴侶と出会い結婚、更に一児の父となるが病気の父が56歳の若さで他界。

ダニロは天国の父に格闘技で大成する事を誓う。

その後ブラジルで極真空手の道場に再び通い始め黒帯を取得し腕を更に研き2004年 極真空手ブラジル、サンパウロ王者に。

そして2005年に再び日本へ。

岐阜県可児市に拠点を移し近くの公園で空手、キックボクシングを教え始める。

ダニロの人を選ばない優しい性格に惹かれ道場生はどんどん増えていき公園での青空道場も30名を超えるまでになった。

その後体育館を借りる決断をし天気に左右されない屋内での道場が始まる。

2006年からキックボクシングの試合に出場しHEATに参戦。

怪我などの試練を乗り越え連勝を重ね実績によりタイトルマッチ挑戦の声がかかった。

そして2010年3月HEAT13でHEATキックルールミドル級タイトルマッチに挑戦。

ムエタイ80勝を誇る王者ファピカートRSプロモーションをストレート1撃で豪快な失神KO勝利を飾りHEAT2代目王座に輝いた。

その後はK-1に参戦。

2010年佐藤嘉洋にKO負け。
同年中国大会で判定勝ち。
2012年モンゴル大会でKO勝ち。

HEATの防衛戦ではK-1 WORLD MAXで活躍した濱崎一輝を判定で、韓国のイ・スファンを2ラウンドTKOで退けた。

更に2012年にはK-1ジャパントーナメント優勝の名城裕司も判定で降し防衛を続けた。当時の実質 日本ナンバーワンK1王者に圧倒した。

2013年9月にはRISEウエルター級王座決定戦に参戦し金井健治を判定で、11月の決勝は渡部太基を判定で降し2つ目のタイトルを獲得。

防衛戦では2014年7月にK-1日本トーナメント全試合KO勝ちの長島☆自演乙雄一郎を退け初防衛。K1で活躍していた長島選手の実力を考えるとこの時点でもダニロ選手が国内最強のキックボクサーと評価される。

2014年3月22日名古屋国際会議場にて行われたHEAT35の防衛戦では韓国キックボクシング協会ミドル級王者ベク・マクソンを2ラウンドKOで降し6度目の防衛を果たした。

多くのナショナル王者を撃破したダニロ選手は、多くのキック団体がひしめく中でも図抜けた実力者であるといえる。

2015年11月29日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール


ISKA世界スーパーウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分5R
フィリップ・サモン(フランス/ISKA世界スーパーウェルター級王者)
vs
ダニロ・ザノリ二(ブラジル/TS Gym/ブラジリアン・タイ/HETAキックルールミドル級王者、RISEウェルター級王者/挑戦者)
に劇的KO勝利を収めタイトル奪取に成功。ラウンド前半は王者の強力なパンチとキックに苦しんだが、反撃の連打でサモン選手は失神KO。
HEATで各国のキックボクシング王者を撃破してタイトルの防衛を重ねているダニロ選手の実力を魅せつけた試合になった。

現在ダニロ・ザノリニは、ミドル級・ウエルター級共に向かうところ敵無しの心・技・体を兼ね揃えた3冠王者である。
 

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2015年12月21日 月曜日

アスリートの人生を左右するセカンドキャリア問題を解決する!!


これまで私は、アスリートの身体能力を向上させるためのトレーニングやコンディショニングを中心にコラムを書いてきましたが今回は、アスリートの人生を大きく左右するセカンドキャリア問題、モチベーション維持について私の友人で現役アスリート時代にコンディショニング指導、ケアを担当させていただきました 長野五輪ショートトラック銅メダリスト 植松仁氏にご自身のアスリート人生、アスリート引退後の人生から学び現在、植松氏が行なっている活動をレポートしましたので紹介させていただきます。



-アスリートの人生は引退後が重要

アスリートの引退後の苦労について、新聞やテレビなど取り上げられることが多くなりました。それによりアスリートのセカンドキャリア問題は、少しずつではありますが社会に浸透してきていると感じています。植松氏はアマチュアスポーツを20年、プロスポーツを10年経験した中で、2度の所属企業の倒産を味わいました。また引退時(当時36歳)、転職エージェントに言われた「スポーツの成績は転職市場では評価できません。よって36年間無職と同じです」という言葉は今でも忘れられないそうです。現役アスリートや引退を考えているアスリート、監督・コーチが知っておきたい正しいセカンドキャリアの知識や考え方、準備方法などについて説明したいと思います。

-アスリートのセカンドキャリア問題とは



植松氏は、セカンドキャリア問題を「転職の問題」と理解し、アスリートのセカンドキャリア問題を「アスリートが競技生活を終え、第二の人生を歩む際に生じる問題」と考えています。つまりアスリートのセカンドキャリア問題とは、引退後、単に「転職できない」という問題ではなく、「キャリアを生かした転職ができない」という問題のことなのです。この点について国や社会の取り組みが十分とは言えません。引退後、自らの経験やキャリアを生かす仕事に就けないことは、キャリア・価値観の連続性を失わせ、「自分らしく生きる」ことを妨げる可能性があります。また、キャリアや価値観の不連続は経済的にも不利益を生みます。

セカンドキャリア問題を引き起こす要因

次に、アスリートのセカンドキャリア問題を引き起こす要因についてお話しさせて頂きます。その要因は、①企業スポーツの脆弱さ、②日本特有のスポーツ文化、③スポーツ支援システムの構造、の3つが考えられます。


I. 企業スポーツの脆弱さ

企業スポーツによる活動は、その前提として景気などの外部環境の影響を大きく受ける脆弱なシステムになっています。(株)アイシーティースポーツの調査によると、2008年から2009年までに32の企業スポーツで休廃部が行われました。これは2008年のアメリカ、サブプライムローン破たんの影響が考えられ、景気や業績に左右される企業スポーツのもろい体質が改めて浮き彫りになったといえます。

II. 日本特有のスポーツ文化

 一つのスポーツに身を捧げることが美徳である、競技以外のことへのかかわりを断つ、スポーツは他の犠牲を基に成立している、引退するまではスポーツに集中すべき、などダブルキャリア(文武両道)を実施しにくい文化が存在します。

III. スポーツ支援システムの構造

 従来、アスリートの現役活動(ファーストキャリア)は、大学のスポーツ部と企業スポーツ(実業団)の連携により支えられてきました。しかし企業スポーツの弱体化によりセカンドキャリアの受け皿としての機能は失われました。これにより大学のスポーツ部はファーストキャリアの受け皿としての機能と、セカンドキャリアに向けた教育的機能が求められるようになりました。しかし、大学の戦略的経営(知名度のあるアスリートを入学させ、大学のイメージを上げる)によりアスリートのタレント化(学力が低迷しても卒業を保証する)が進み、セカンドキャリアへの準備が充分に行えない状況になっています。

つまり、アスリート特有のセカンドキャリア問題とは、アスリート自身、制度、企業・競技運営団体の3者全てが、将来必ず到来する引退後の人生設計問題を先送り(あるいは目をつむり)し、ファーストキャリアにのみ専心する体制になっていることが最大の背景であると言っても過言ではないのです。


-アスリートのセカンドキャリア支援事業

I. アスリート教育事業

これらの問題に対し、国や社会はキャリア教育や雇用の拡大など、様々な形で支援していますが、主流となるのは「職業斡旋」です。しかし、そこには大きな問題が残っています。それは、新しい仕事への転職(外的なキャリア)のスムーズさばかりが優先され、心や能力(内的なキャリア)の充実がおろそかにされていることです。植松氏は、職業斡旋という出口戦略を下支えすること(心や能力の充実)を目標として、アスリートの教育事業を行っています。

企業が欲しがる能力は「コミュニケーション能力」
 (株)シンクスマイルが経営者・人事関係者を対象にインターネットによりおこなった自主調査(調査期間.2013年11/23~12/17,サンプル数100)によれば、84%の経営者・人事関係者は社内コミュニケーションが業績に関与すると考え、73%がコミュニケーション不足による業務障害を懸念していることが分かりました。また「Q.社員間のコミュニケーションや交流について、お感じのことを自由に記入してください」との質問に対し、「何らかの仕組みを会社が提供しないと、なかなか社員間のコミュニケーションが進まない」「社員間のコミュニケーションや経営理念の浸透は今後力を入れていく最重要課題の一つと思っている」など、改めてコミュニケーション能力の重要性が示される結果となりました。

植松氏が唱えるコミュニケーション能力の養成を軸とする考え
 コミュニケーション能力をアスリートのセカンドキャリア教育の柱にするのには、いくつかの理由があります。第一の理由として、訓練を積むことにより、誰でもある程度までは必ず向上すること、第二の理由として、引退後に選択する仕事の内容に左右されない汎用性があること、第三の理由として、コミュニケーション能力の向上は、チームスポーツには必要な能力であり、現役中にも役立つものであること、第四の理由として、リーダーシップやマネジメントなど、企業から期待される能力はコミュニケーション能力に依存していることです。

 ビジネスに必要な能力と言えば、とても限定できるものではありませんが、どれか一つにスポットを当てるとすれば、コミュニケーション能力が最有力と言えるのです。

 植松氏が提案するプログラムはコミュニケーションだけを単体で学ぶのではなく、問題解決力や合意形成力、リーダーシップなどビジネスに必要な能力とブリッジを効かせた内容で、将来必ず来るセカンドキャリアでも「自分らしく、やりがいのある」転職の実現をサポートします。専門の提携講師がチームや所属企業を対象にチーム所在地や合宿地などに出向き指導しています。指導方法は知識と実践を何度も繰り返す体験型のため、ある程度の期間を要します。


II. 職業紹介業の企画

植松氏が現在準備中の職業紹介事業
植松氏は、アスリートが持つ優位な能力は「モチベーションの高さ」だと考えています。モチベーションはMotive(目的・動機)とAction(行動)を合わせた言葉であり、モチベーションを「目的に向かっていく行動力」と捉えなおすことができます。このようにモチベーションが高いアスリートが自分らしく活躍できる職種は、①目標が見える、②結果が見える、③努力が反映されるなどの特徴を持つ「営業職」であると考えています。実際、営業職は業界を問わない間口の広さと、画一的ではない裁量の広さがあり、アスリートの特性に合っているのです。

バイタリティーの高い「営業職」を欲しがっている企業の視点に対し、モチベーションとコミュニケーション能力の高いアスリートを紹介する、収入とやりがいを求めるアスリートに対し、明確なキャリアパスや適正な人事評価を持つ企業を紹介するシステムが植松氏の起案する職業紹介のカタチであり、「アスリートを企業が手を上げて欲しがる人財にしたい」という思いを込めた事業であります。


-植松氏の想い



最後に植松氏のセカンドキャリアについての考え方をお話しします。寓話「アリとキリギリス」では、キリギリスのように将来の危機への備えを怠ると、その将来が訪れた時に非常に困ることになるので、アリのように将来の危機の事を常に考え、行動し、準備をしておくのが良いという教訓を学び、そして、私たちは子供のころから「何事もアリ(計画的に行うこと)が良い」という教育をされてきました。しかし、実際の人生はそんな簡単なものではありません。今の自分の役割や地位が子供の頃に思い描いた計画通りという人は少ないでしょう。

無理に人生をデザインしようとせず、川の流れに身を任せるように偶然の流れに身を任せることも大切です。ミシガン大学のカール・ワイク(Karl E.Weick)は「私が何を言いたいかは、言ってみないとわからない」と言ってのけた少女の話に言及し、事前に言いたい事をすべて計画することはできないことを強調しました。このように誰にでも、「どんな結果になるかは、行動してみないとわからない」という経験があるはずです。スポーツや人生、仕事の世界にもそういうものがあると感じています。

 もし、あなたが就職活動で自分のキャリアをすべて計画してやろうと躍起になっているなら、少し肩に力を抜いて流れに身を任せる感覚を味わってはいかがでしょうか。また、あなたが引退間近のアスリートなら、引退後の壮大な人生計画を立てて、考え込むより、ある程度流れに身を任せてはどうでしょうか。長い人生の中で、この判断が正しいかどうかは、実際に行動してみないとわからないのです。

 しかしたった一回の人生ですから、すべて流れに身を任せるわけにはいきません。アスリートがセカンドキャリアを考えるとき、心の中では「夢と現実の調整」をおこなっています。セカンドキャリアの基準が、夢と現実の調整ならば、キャリア選択の質を上げるには夢や目標など、大きな方向付けが大切ということになります。「私が何を言いたいかは、言ってみないとわからない」。しかし「自分自身、何を言いたいかわからなければ、話すことはできない」ということです。引退という節目ではしっかり方向性を吟味し、その方向に進む中で起きる偶然に流れを任せていくという考え方が大切です。

アスリートにとって現役引退は大きな人生の転機ですがアマチュアの方は同時に行なっています仕事を継続されていくかもしれません。プロの方は、スポーツとは無縁の職につかれるかもしれません。
人生はアスリートの現役生活の期間よりはるかに長く険しいのです。是非、みなさんも一度 スポーツ人生に関して考えてみてください。


植松仁(うえまつ ひとし) プロフィール

1974年生まれ。岐阜県出身。
アマ20年→プロ10年→サラリーマン4年→起業、という異色の経歴と、2度の所属企業の倒産、怪我・病気を克服した経験を活かし、①アスリートのセカンドキャリア支援、②従業員の能力開発(企業研修)を行っています。

■アマチュア競技
ショートトラック 主な戦歴(5歳~25歳)
96' 全日本選手権 総合優勝
97' 全日本スプリント 総合優勝
98' 長野オリンピック 500m 銅メダル
99' アジア大会 5000mリレー 銀メダル
00' 引退

■プロ競技
競輪 主な戦歴(26歳~36歳)
00' 競輪学校入(特別選抜試験 第一号合格者)
01' プロデビュー
06' 上位クラスのS級昇格
同年 中部地区優秀選手賞 受賞
10' 引退 (510戦 116勝)


■引退後の活動
11' 大手メーカーにて、外注管理を担当
『B777部品フロータイム短縮プロジェクト(インフォーマル)』でプロジェクトリーダーを務める
12' 上記プロジェクトにて社内表彰を授与
『B737部品フロータイム短縮プロジェクト(インフォーマル)』に参加
13' 『部品工作部情報システム開発プロジェクト』に参加
14' 退社

■現在
14' Katati Brain設立
事業内容
・ アスリートのセカンドキャリア支援
スポンサー仲介
アスリートのビジネス力の養成
キャリアカウンセリング
職業紹介(予定)
・ 企業研修
モチベーション・コントロール研修
リーダーシップ研修
チームビルディング研修
キャリア・ビジョン研修

ビジョン(将来の夢)
1. 30代アスリートを多数輩出する
2. アスリートを転職市場から欲しいと言われる人材にする

Katati Brain ~思いをカタチに~
http://www.katati-brain.com/

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