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2013年4月25日 木曜日

ジュニアに見るトレーニングの重要性


トレーニングの重要性はジュニアと成人では異なる部分も少なくありません。
全てのスポーツで成人からスポーツを始めることの方が少なくジュニアからスポーツを継続してアスリートとしてのトレーニグを積まれているのではないでしょうか。

ジュニアからのトレーニングの重要性は、空手やキックボクシングの格闘技に限らず、陸上、バレエ、ゴルフ・・・などすべての分野の指導者がしっかり認識して子供たちを正しい方向へ導く必要があります。


―― 重要なポイント7選

専門医である私が唱える ジュニア(特に小中学生)のトレーニグ指導に必要なポイントです。

1:ウエイトトレーニングは不要
2:ストレッチなど柔軟体操を無理に行わない
3:筋肉の強化より神経筋肉連動強化を優先する
4:子供の身体が年単位で変化していくことを考慮する
5:自律神経機能向上トレーニグに努める
6:パワーよりも身体の使い方を重視する
7:絶対に怪我をさせない


1 )
ウエイトトレーニングは高校生以降で十分でまだ骨格が完成されていないジュニアにはよほどの怪我で筋委縮などがない限り行わない方が良いでしょう。子供は大きく身体が変化するため一時的に筋肉量を増やしても意味がなくかえって怪我を誘発する原因となります。
身体の使い方でパワーを補うようにすることを身につけさせるべきです。


2 )
残念ですが、ほとんどすべての小中学校では、体育の前や部活動の練習前には入念なストレッチから始まりますね。ストレッチは時間をかければかけるほどスポーツ前の身体に良いと全く根拠なく考えられています。
これまでに何度も紹介させていただいたように、ストレッチ・・・特に静的ストレッチは、筋肉のパワーを低下させ、筋持久力を低下させ、競技パフォーマンスを低下させることが多くの論文で証明されています。

本格的な勉強をされているトッププロのトレーナーはアスリートに対してストレッチをほとんどやらせません。
ダイナミックストレッチが、有効とされていますが、無理に行う必要もなくジョギングを行う程度でも十分です。
もちろん、静的ストレッチには怪我の予防、整理運動としてトレーニング後の筋肉痛の予防、疲労回復効果は期待できません。これもいくつかの論文で証明されています。




私のこれまでのジュニア指導やトップアスリートの指導でストレッチを全く行わなくても怪我をしたり競技パフォーマンスが低下した事例は皆無です。ストレッチを一切、行わなくなり怪我が全くなくなった、競技パフォーマンスが著しく向上したことが確認されています。

また、柔軟性が増すことが必ずしも競技パフォーマンス向上に役立たないことはこれまでにも紹介しています。
長距離を走る場合、柔軟性が増し過ぎると身体の動揺が増加し軸がぶれかえって股関節や下肢に負担が大きくなり怪我の原因やエネルギーロスにつながります。

スポーツにおけるストレッチ信仰、柔軟体操信仰・・・そろそろ止めなければなりません。
子供たちも当たり前にストレッチを行っていることを指導者自ら 誤りを認める時期にきています。


3 )
子供の場合、筋肉以上に神経機能が最も顕著に発育を遂げる時期です。
筋肉はいつでも増強できますが神経機能は子供の時期が最も著しい飛躍を遂げます。
脳→脊髄→運動神経→筋肉の動きをスムーズにして 身体のエネルギーもロスなく下肢→体幹→上肢へと伝えるコツを覚える時なのです。

緊張はすぐに身体に無用な力を生み、エネルギーロスにつながります。
効率よい身体の動きを覚えるには成人ではなくジュニアの時期が重要です。


4 )
子供は大人のミニチュア版ではありません。
身体の大きさや筋肉量などの定量的アプローチは大人とは全く異なります。
特に中学生までは、内臓も含めてまだ成長期にあり 急激に骨格や筋肉量の変化が起こることがあります。
身長も中学生になって著しく伸びる生徒もいます。


いち早くジュニアの強化トレーニングとしてセル・エクササイズを導入した名古屋の名門大石ジム・空手道場の選手達

年単位で大きく変化する身体にウエイトトレーニングのような負荷を加えるトレーニングを行えば、骨の成長に悪い影響を与えたり、腱や靭帯に予想もできないダメージが起こることもあるのです。
中学生までは筋肉が萎縮する状況でどうしても筋肉量の増加が必要な場合を除いて絶対にウエイトトレーニングを行ってはいけません。

もちろん軽い負荷を繰り返すトレーニングは急激に筋肉量を増加させる目的でなければ行ってもよいでしょう。


5 )
自律神経は人間のソフトウエア。つまりコンピュータでいうOSのようなものです。
無意識に身体の制御を全て行ってくれています。
この重要な部分を強化することはジュニアのスポーツ指導においてとても大切なことです。
しかし、自律神経の機能を向上させる指導を行うことができる指導者は国内に皆無といえるほど存在しません。
自律神経の意味や存在自体も理解されていないのです。

自律神経機能を向上させることで集中力が増加し、ストレスに強くなり感情のコントロール能力である EQも向上することこれまでの研究でがわかっています。
宇宙開発でも軍事でもF1レーサーの世界でも教育においても欧米では自律神経の本格的な研究と臨床応用に成果が得られています。PTSDのケアや宇宙飛行士のトレーニングやコンディショニングにもすでに導入されています。
ジュニアから自律神経を鍛えることは無理もなくリスクもなくとても有意義なことなのです。


6 )
パワーは筋力から生み出されると考えている指導者は多いようです。
筋力はもちろん重要ですが 力=質量×加速度 の法則から言うとスピードを出すことができる、つまり早く動ける身体がパワーの源になります。
必要以上にウエイトトレーニングを行えば無駄な筋肉が身体についてスムーズな動きや素早い動きができなくなります。
身体が疲れやすく、重く、怪我がしやすい身体になってしまうのです。
下半身のエネルギーを体幹から上肢へ伝える。つまりゴルファーやボクサーのような連動運動を繰り返し練習し無意識で下半身からの連動運動を行えるようなトレーニングを行うべきです。この動きを学習できるエクササイズが、セルエクササイズなのです。


7 )
パワーハラスメントや体罰問題のメディア報道が急増していますが、根性論やいたずらに厳しい指導が良い結果を招くとは限りません。
むやみに頑張るトレーニングだけでは限界があり無理をすれば怪我に繋がります。
怪我をさせないということは、しっかりしたコンディショニング、正しいストレッチ、正しいトレーニング、正しいケアなのです。
これまでアスリートや子供たちの指導に医師が関与することは、治療以外ではまずありませんでした。しかし、医師は積極的に現場を知り、医学的根拠があるコンディショニング法やトレーニング法、ケア法を現場で指導を行うべきです。
医師が最も身体を知り運動生理学、解剖学、医学的知識があるわけですから効率よく身体のパフォーマンスを指導できるのです。

スポーツ現場やトレーニング現場にもっと多くの専門医が関わって欲しいですね。
私は15年以上、現場に立って多くのアスリートや子供たちのスポーツ現場に立ち会ってきました。
怪我をさせないためには、自分の経験や勘を優先する指導者の指導ではなくて、医学的知識と技量を持った専門医の指導になってくるでしょう。


―― 新たなジュニア指導

このようにジュニアの指導は成人よりも困難な場合が多いのですが現場ではなおざりにされています。
私は、セルエクササイズを指導者も学び、謙虚な態度でセルエクササイズを子供たちに的確に指導していくことが、ジュニアのスポーツ界では必須だと考えています。
セルエクササイズを行えば、自律神経への理解が深まり、体幹がスムーズに連動可能となり競技パフォーマンスが容易に向上します。


陸上指導者もセル・エクササイズ指導を技術指導以上に時間を割いて指導する子供達に理解を深め、子供たちの健康と驚異的な走力アップが話題になっています。 

2013年4月8日 茂木町で、NODAレーシングアカデミー(NRA)が開校します。
F1レーシングドライバー育成プロジェクトでもあり、本気で世界に通用するレーシングドライバーを育成する世界初のジュニアの教育機関です。

小学生からの受け入れを決定し中学、高等学校に通いながら本格的なモータースポーツの知識とレーシング技術を学ぶ 世界初の試みです。
校長は元F1レーシングドライバーでインディ、ルマンにも参戦したモータースポーツ、レース界を全て知り尽くした
野田英樹氏です。

私もNRAのトレーニング部門の最高責任者、講師としてセル・エクササイズを軸にジュニアの指導を行います。
セル・エクササイズは感情コントロール能力EQを向上させると言われ、自律神経機能を向上させる医学的根拠がある画期的なエクササイズです。
もちろん 知的能力IQよりも感情コントロール能力EQを向上させることが社会で成功するためにもレーシングドライバーとして成長するためにも絶対に必要なことです。

セル・エクササイズ導入をいち早く決定した野田英樹校長が言われた言葉は、「自分の現役時代に先生と出会って指導を受けたかった。」でした。
そうですね。と自信を持って次世代のレーシングドライバー育成に臨みます。

また、2名のK1甲子園王者やキックボクシング王者を数多く輩出する名古屋の名門ジム、大石ジムでもセル・エクササイズを導入し選手のトレーニング強化に努め目覚ましい成果が得られています。

ジュニアの指導は根性ではなく理論、そしてウエイトトレーニングでなくセル・エクササイズ。
筋力パワーでなく自律神経パワー。

ジュニアからの正しい強化が スポーツ大国 日本をさらに強くしてくれることでしょう!
研究者としてトレーナーとして、微力ながら私もお手伝いさせていただきます。



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