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2012年1月 8日 日曜日

カイロプラクティックはスポーツに必要な科学ケア(その2)




最先端のカイロプラクティックはここまで進んでいます。
国内ではこれまで無資格者が見よう見まねで行われていることも少なくなかったカイロプラクティックも確実な科学的治療として行われています。
最先端のシステムはカイロプラクティックを科学的治療として評価されるレベルとして今後、普及していくでしょう。
身体に大きなダメージを受ける格闘家もケアや治療の一つの手法として導入すれば大きなメリットがあると考えます。
(岩崎治之)


● アジャスターシステムの歴史

1982年アメリカの代表的なカイロプラクターであるウォルターピアースD.C.
(ドクターオブカイロプラクティック)とセンステクノロジー社のジョー・エバンス
工学博士が協力しコンピューターアジャスターの原型(試作)が完成いたしました。

その後、高度先端技術装置であるコンピューターアジャスターは1993年からピッツバーグにあるリサーチセンターでDr.ピアースにより展開されました。

現在までのコンピューターアジャスターシリーズの基本的な動作仕様は、コンピューター管理により特定の脊椎の関連した動きについての情報をドクター(術者)に与えながら、患者の脊椎の反応を棒状グラフで図式的に測定表示することが可能です。
加えて装置はパワーセッテイングの範囲で触診の結果をリアルタイムにドクターに示しながらアジャストメントを行うことができます。

Dr.ピアースの基本理念である分析・治療・結果の3段階を1つのコンピューターで処理できるというすばらしい未来の器具がここに誕生いたしました。




岩崎アンチエイジングメソッド(院内)のアジャスターシステム




ノート型 米国シグマ社製 最新コンピュターアジャスターシステム


● 動作原理

検査(アナライズ)
圧電センサーからピエゾ電圧を発生しコンピュターによってデジタル処理され、治療対象
部位の共鳴振動数を計算します。

① 圧電効果による試験技術
② 物質の安全性や劣化状況の診断
③ 宇宙技術(スペースシャトルの冷却セラミック材)、航空技術、橋脚建築技術の応用

◆分析
①棒グラフ    椎体(脊椎)の軟部組織(椎間板・筋肉・硬膜・靭帯等)の硬柔度の分析
②折れ線グラフ 椎体の可動性(動き)
③ウエーブ(共鳴周波数及び波形):椎体が持つ反発 治療部位の特定




    正常な棒グラフと折れ線グラフ(上図) 正常な波形(下図)



   一部異常な棒グラフと折れ線グラフ(上図) 一部異常な波形(下図)


●治療(アジャスト)

アナライズによって分析、治療選択部位の共鳴振動数が計算され、アジャスト(最大12Hzの周波数と圧力 最大35パウンド)されます。



上部頸椎へのアジャストメント

● α波共鳴振動刺激とは

α波:1秒間に8~12Hz(振動数=周波数帯)

共鳴振動刺激
外傷やストレス障害により軟部組織・脊椎関節等が異常周波数帯となった際にアジャスター機器内部システムプログラムによって共鳴振動数を計算、高性能アジャスティングヘッドからα波ピエゾ電圧刺激を発生する。


● 「上部頸椎ストレス解放テクニック」開発秘話

上部頸椎ストレス解放テクニックとは、漢方医学「脳戸」というツボをヒントに上部頸椎カイロプラクティックの原点、すなわち哲学である自然治癒力向上のカギを握る神聖な環椎および軸椎に、物理工学を駆使したα波共鳴振動刺激で左脳から右脳優位に傾け、自らの力で脳内ホルモンであるドーパミンやセロトニンの分泌促進を導くために岩崎アンチエイジングメソッドが研究開発した療法です。



上部頸椎ストレス解放テクニック「脳戸」へのアプローチ

開発の経緯にあって少しエピソードをご紹介いたします。まず「ストレス」とは一般的に精神的なものに限ったことと思われがちですが、岩崎アンチエイジングメソッドの考え方として「ストレス」は内因的および精神的要素以外に気候の変化や電磁波・水銀などの重金属・環境ホルモン・農薬・食品添加物等も含まれます。さらにウイルスや細菌なども含めた外因的または複合的要素を含みます。

ようするに現代社会においてストレスは避けられないものと結論づけて定義しています。そして重要なことは、これらの複合ストレスによって真っ先に人間が影響うける部位はどこかと・・・
わたしなりに臨床現場で模索した結果・・・
結論は、やはり脳ということになります。
これによりまず中枢神経系に狂いが生じ、つぎに末梢神経系である自律神経が乱れ、内蔵機能の低下を招くという最終結論に至りました。

そのストレス反応として脳戸および上部頸椎周辺筋群に「歪み」=トリガーポイントが出現する仮説を定義いたしました。
カイロプラクティックの学問では専門用語で「歪み」をサブラクセイション(神経伝達妨害=神経圧迫)と言って外傷が主な原因でしたが、現代的に解釈すればサブラクセイションは複雑化しているのです。
なお、漢方医学でいう「脳戸」というツボは車に喩えるとエンジン始動させるときのキー挿入口に値します。
ちょうどそのころ、当院では以前から使用している物理工学分野を応用した米国製コンピューターアジャスターのα波(1秒間に8~12回振動)共鳴振動刺激を対象患者群の「脳戸」に試した結果、皮膚抵抗なく深部組織への到達とテクニック再現性が可能となりました。

さらに臨床上で安全性と精度面も非常に高まり、「脳戸」および上部頸椎周辺筋群のトリガーポイントに平均300~600ショット×10~15パウンドの振動刺激でテスト実施したところ、ケースレポートから7割程度の症例に 「頭が軽くなって、ふあふあ感がある」 「いい気分になってきた」 「急に眠気が沸いてきた」など
驚きに似た声が患者さまご自身から多数寄せられるようになったのです。
さらに一流企業戦士の方々からも 「仕事の能率が上がった」 「疲れなくなった」 「休日は好きなことをやる意欲が沸いた」 「肩こりや頭痛が減った」「薬が必要なくなった」等々・・・
喜びの声を戴けるようになり、α波共鳴振動刺激「上部頸椎ストレス解放テクニック」と命名、痛みとストレスコントロールの実用化に向けたアプローチ法が誕生いたしました。



  岩崎アンチエイジングカイロプラクティックオフィス立川院 入口


●コンタクトスポーツに関連する「上部頸椎ストレス解放テクニック」の適応症

ストレス性腰痛・頸部痛 (筋・筋膜性腰痛および筋・筋膜性疼痛症候群)
ストレス性腰痛とはぎっくり腰のような急性腰痛ではなく慢性的かつ不定期な腰痛であり、専門用語で筋・筋膜性腰痛または筋・筋膜性疼痛症候群と言います。内蔵機能低下が起きている場合は肩甲骨周辺や頭頸部に寝違いと似た症状や筋に凝りが認められます。
プロアスリートにおいても不安・葛藤・心配・恐怖など情動的因子が関与している場合と気候の影響、内臓機能低下等など体調によって症状増悪いたします。とくに起床時は調子が悪く、日中は比較的症状が軽減している場合が多いので治療のタイミングが遅れがちになります。ですから気候や生活習慣が乱れたり、風邪症状や神経が高ぶっているときは症状増悪しやすいので要注意です。
なお他覚所見としては、X-Ray検査などの画像診断では異常は認められません。
スポーツ外傷における後遺症(外傷性頸部症候群)
スポーツ外傷や交通災害で一番大きな問題は頸椎損傷などの後遺症です。
なお後遺症の考え方として2通りあります。
ひとつは救急医療機関に搬送されムチ打ち(外傷性頸部症候群)との診断で近所の整形外科や接骨院へ長期間通院いたします。

しかし数年後に頭痛や肩こりが頻繁になってみたり、視力や聴力低下が起きても、交通事故との因果関係を証明することは難しいのが現実です。
もうひとつは、受傷後2週間程度以内にムチ打ちの症状以外にめまい・頭痛・しびれ・耳鳴りなどが続発するタイプでバレリュー症候群という自律神経が刺激されることにより続発する症状があります。
(例外として難治性で、脊髄液が脳脊髄液腔から漏出することで減少する「脳脊髄液減少症」との鑑別診断が重要です。)
さてこの2つのケースは現実、仕事や日常生活上に多大な支障が生じてしまいます。
しかしプロアスリートで一番問題なのは、いずれにしても長期化することで身体能力低下を招き、パフォーマンス向上を妨げることになり最終的にはQOL(生活の質)までも低下、抑うつ状態に陥り、競技成績や選手生命に影響しかねないと言わざるを得ないのです。

女性プロアスリートの痛み
昔に比べ女性の人生は長くなりライフスタイルが大きく変化、とくに戦後、日本女性の寿命が世界第一位となるなど長寿大国となりました。また高学歴になり職業をもつようにもなりました。
しかしその反面、出産回数が激減して妊娠や授乳の期間が減ったことで、月経回数が増えたということになります。このライフスタイルの変化により、昔は一生涯で50回程度しかなかったといわれる月経が500回に増え、平均寿命から言って約35年もの長い閉経後の人生もたらせるようになったということです。

いわゆる、女性ホルモンが関係する健康トラブルも増え、ホルモンステージによってさまざまな痛みが出るというわけです。
たとえば、月経回数が多いことで、子宮内膜症や子宮筋腫のリスクが増えます。
これらは痛みが伴うことが多く、月経のたびに子宮内膜が剥がれ、筋肉が収縮して押し出されることから痛みが起こります。
その他、月経前症候群などにより腰痛、腹痛、頭痛、乳房痛などの痛みを抱える女性プロアスリートも多く、更年期に入ってからは女性ホルモンのバランスが乱れ、更年期障害として、さまざまな自律神経系の不定愁訴が現れます。
さらに女性ホルモンが低下すると、骨粗しょう症や変形性膝関節症なども増えてくるのです。

● ~アジャスターシステムの未来構想 プロアスリートへの普及~

トップアスリート株式会社との共同研究をめざす 

岩崎アンチエイジングメソッドでは以前から自律神経機能を安定させる光活性化型レーザーや脳脊髄神経を賦活させるアプローチ法としてアジャスターシステムに着目し、プロスポーツ界をはじめ各競技の世界選手権、さらに来年開催されるロンドン五輪で日本選手各々が実力以上の身体能力およびパフォーマンスを向上させるアンチエイジングシステムの研究開発に取り組んできました。

13年前、国内初のアンチエイジングシステムをスポーツ分野へ導入し、みずからメディカルトレーナーとしてもご活躍されているトップアスリート株式会社代表取締役 医学博士末武信宏氏のご協力をいただき、アジャスターシステムをプロアスリートへ普及させることで、ウエートトレーニングやサーキットトレーニングなどの代用として、末梢神経系を連動させ体幹・四肢の外傷予防かつ再発のリスクを軽減させることも可能となります。

また、ドーピング規制などにも関係がなく大会や試合前のコンディショニングとしても
最適なシステムといえます。

今後はトップアスリート株式会社との共同研究において、治療法の選択肢のひとつとして
アジャスターシステム採用をめざしてまいります。




岩崎アンチエイジングメソッド西新宿出張所 ゲストルーム

参考文献および写真・資料提供
WAVE FOROMS PROTOCOL with the Y/P TREATMENT SYSTEM
(Dr. Masafumi Yamasaki)
Y/P VITALREACTER関連資料  ㈱ウイン
月刊「パンプキン」4月号      ㈱潮出版社


岩崎治之(いわさき・はるゆき)柔道整復師

岩崎アンチエイジングカイロプラクティックオフィス立川院 院長
岩崎アンチエイジングメソッド西新宿出張所 所長
いわさき痛みの整骨院 院長 http://www.iwasaki-laser.net
1963年生まれ。東京都出身。都内の整骨院、整形外科で約5年間の研修期間終了後、89年に岩崎整骨院(東京都昭島市)を開業、地域密着型の開業形態で骨折・脱臼・捻挫(靭帯損傷)・打撲・スポーツ外傷等の施術で、延べ15万人の臨床を経験。98年頃から自律神経機能に着目し、星状神経節ブロックの代用としてレーザー治療機器の臨床研究に入り約10年間で3千症例の治療実績。
2006年からは代替補完医療分野のカイロプラクティックにおける共鳴振動数を応用した
米国製コンピュータアジャスターシステムなど、岩崎アンチエイジングカイロプラクティックオフィス立川院を開設、独自の研究開発を行い2009年にα波共鳴振動刺激「上部頸椎ストレス解放テクニック」を治験公開。現在、トップアスリートおよび芸能人など多岐にわたる方々へのケアを実践。

本年6月からは業界向け 岩崎アンチエイジングメソッド西新宿出張所(新宿アイランドタワー20F)をオープン、さらにトップアスリート株式会社代表取締役 末武信宏氏との協力において、プロアスリートへのアジャスターシステム導入および採用を視野に入れた新たな身体能力向上システムプログラムの提供を予定

関連所属学会
日本ペインクリニック学会 会員・日本レーザースポーツ医科学学会 会員
日本レーザー治療学会 会員・日本アンチエイジング医療協会 会員

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