最新スポーツ情報

2010年11月16日 火曜日

スポーツ診療、アスリートケア、サポートを行う社会的意義

さかえクリニックでは6年前から本格的にアスリートのケア、支援を行ってきました。

青戸慎司という一人の元五輪代表選手の出会いから私どもの活動はスタートしました。
美容外科医がなぜ、スポーツ診療を行うの?整形外科も診療しているの?とよく尋ねられます。


これは日本におけるスポーツの現状、アスリートケアに専門医のケアがほとんど無い現状を表すご質問です。


整形外科=スポーツドクター というイメージを多くの方々は持っています。
スポーツドクターはアスリートの怪我や故障を治療する業務が主で決して彼らのトレーナーではありません。
故障は治しても身体能力向上や早期復活のケアプログラムを組むわけでもありません。
故障を未然に防ぐ指導や選手寿命を伸ばす指導を行っているわけでもありません。
私は、スポーツドクターでもコミッションドクターでもありません。
メディカルトレーナーなのです。
選手が何を必要としているか本当に理解されている専門医は少ないように思えます。


1:故障の早期回復
2:選手寿命の延長
3:身体能力向上
4:トレーニング環境、セカンドキャリアの不安
5:現役中の経済的状況


彼らが常に思っている点です。
私は、青戸氏と幾度と無く日本のスポーツの遅れた現状を話し合いました。
青戸氏以外のほとんど全ての競技のアスリート達と彼らの現状や真の思いを一緒に考えてきたのです。


3度、日本代表として五輪へ出場した青戸氏は厳しい環境化の中、現役を続行中です。
彼ほどの経歴、実績、才能、指導力のアスリートであれば経済的にも恵まれもっと、もっと活躍する場があってもよいのではないでしょうか?


現状の業務の良し悪しでなく、彼の才能や実績をもっと評価すれば日本のスポーツ界にとっても大きな力になるのではないでしょうか。


私のアスリートへの思いは、陸上部創立という結果になりました。


他の社会人チームは企業名のPR活動を主としていますので成績が全てです。
怪我でもして競技に出場不能になった場合は、即 解雇、引退の道が待っています。
こういった故障したアスリートこそ手厚いケアやサポートが必要なのではないでしょうか。
アスリートは物ではありません。
心の通った人生を賭けてスポーツに全てを奉げる 一人の人間なのです。
私は、企業の姿勢に疑問を持ち他の企業とはまったく逆の考えで 能力が衰え企業を解雇され引退の危機にあるアスリート、故障して復活を希望するアスリートを主に、さかえクリニックトラッククラブ(陸上部)に招き入れました。
2006年 国体 愛知県陸上代表総監督 北村肇先生や青戸氏、栄徳高校陸上部監督 森浦先生たちのお力をお借りして日本有数のトップチームを創り上げることができました。


多くのトッププロアスリートも一部のプロ野球選手を除いては悲惨な生活レベルです。
ずっとスポーツオンリーで学校生活、日常生活の大半を費やしてきた彼らにはスポーツ以外で生計を立てるすべが本当に少ないのです。
時給800円でガソリンスタンドのバイトで生計を立てる世界ランカーで東洋太平洋チャンピオン。
年収 100万円台でぎりぎりの生活で競技を継続するオリンピック日本代表。
プロ野球選手ですら平均引退年齢は 何と!26歳なのです。
人生これからの時にプロ野球選手の多くは人生を賭けてきた仕事から追われてしまうのです。

 皆さん、この現状を知っていましたか?


私達の活動を快く思わない アマチュア関係者や指導者もいます。
アマチュア選手の支援も売名行為と見なす方々もいます。
実際、そのように取られたケースがあったのです。
アマチュア選手の支援を行っても私達にとってPRにはなりません。


こういった方々にとってアスリートをボランティアで指導、支援する私達は快く思われていないようです。


こういった方々は、アスリートに取り巻き自分達の利益確保に躍起になっているのです。 利益を得るのはアスリートでなく周囲といった状況は避けるべきです。


本当にスポーツを愛し、アスリートを思い、スポーツ界の発展を思っておられるスポーツドクター、関係者が増えることを望んでおります。


日本のスポーツ界を変えるまで私達の活動と診療は続きます。
是非、私たちの活動や診療にご賛同いただけます企業や医師の諸先生方にはご協力、ご指導いただけます点、この場を借りてお願い申し上げます。

 



カレンダー

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

お問い合わせ