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2010年11月15日 月曜日

科学で証明 ヒクソン最強の秘密を完全解明!!No.4

パワーが最強チャンピオンを圧倒!!
日本最速王者 名城信男選手


7月22日、東大阪アリーナで開催されたプロボクシングWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで名城信男選手が見事、日本最速で世界王者へ!

エナジーカラー白の名城選手は、パワートレーニング、パワーを生かした戦略が見事的中。フィジカルトレーナー仲田健氏ホリプロ所属)の肉体改造により格段にパワーアップした名城選手は、圧倒的な強さ
でカスティーリョを10R、TKOで破り世界タイトルを獲得しました。

ファイト・オン8月号では名城選手が取りあげられ、9月号では仲田健トレーナーのインタビューが掲載されています。この流れは偶然でなく必然ですね。
 

試合当日、エアナジーを持ち込んで名城選手をサポートしました。試合前のリラクゼーショントレーニングです。このサポートは、F1を目指す日本人最速レーシングドライバー、松田次生選手に行っていることと同じです。

スポーツ選手のトレーナーとしての仲田健氏の実績は、国内トップといっても過言ではありません。陸上、プロゴルフ、プロ野球、レーサーなど多くのトップアスリートのフィジカルトレーナーとしてカリスマ的存在でした。

仲 田氏は自らもチアリーディング世界チャンピオンとして現役アスリートとして大活躍。アスリートの肉体改造、身体能力向上を私と一緒に行っています。仲田氏 はこれまでも多くのプロボクサーを指導。WBA世界スーパーバンダム級3位の石井広三選手、WBC世界スーパーフライ級チャンピオン徳山昌守選手を指導し ています。今回の名城選手はアマチュアでは無名で、プロでも4戦目まではほとんどスポットライトが当たっていませんでした。世界ランカー本田選手との対戦 が決定し、仲田氏が本格的な肉体改造の指導を行ったのです。本田選手を撃破した名城選手
の存在はボクシングファンの脳裏に大きく刻まれることになり、仲田氏のトレーニング理論にも大きな注目が集まりました。

仲田氏が考案し、名城選手もトレーニングに導入していたスライディングエクササイズは、最近話題の加圧トレーニングを凌ぐ効果が期待できるかもしれません。

本業の美容外科医としての医療技術でボクサーがカットした傷を見事に蘇生

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プロボクシングほど矛盾したスポーツはありません。筋肉を減量でそぎ落とし、パワーもスピードも持久力も打撃による耐久力も要求されます。トレーニング法も間違えば、取り返しがつかない
ことになってしまいます。まさしく命を懸けたスポーツです。

私自身この魅力の虜になってしまい、プロボクシングのトレーナーとして6年が経過しました。この間、世界、東洋太平洋、日本タイトルを含めて200戦以上セコンドとして選手達をサポートしてきま
した。私はコミッションドクターでなくトレーナーなのです。ボクサーがヒッティングやバッティングで瞼をカットした時は、形成外科的に縫合します。皮膚だ けを縫合しても真皮がしっかりと融合していないと、軽いパンチでもすぐに傷口が開いてしまいます。外科の医師に単純に縫合してもらうだけでは選手寿命が短 くなるのです。

カ スティーリョ選手が2R、名城選手のパンチでカットした傷口は相当深刻なものでした。リングサイドで観戦していた私にもドクターストップが来るだろうと予 想できました。医師の立場からはもっと早くストップすべきでした。名城選手との試合後、カスティーリョ選手は病院で厳重な検査と処置を受けています。

カッ トした傷跡は真皮縫合をしっかり専門医に行ってケアをしなければ、弱点をもちながら闘うことになってしまいます。私は、本業の美容外科医としての医療技術 でカットした傷を見事に蘇生させることができます。医学的に傷跡は、完全に真皮までが治癒されるには、2年かかると考えられています。3~6ヶ月で表皮は 傷跡として治癒しますが、深い部分はもっと時間がかかるのです。美容外科医にとって傷跡の再手術は最低半年、できれば2年待って行うことが望ましいと考え られています。しかし、プロボクシングの試合は3~4ヶ月で組まれることが多く、完全に傷跡が治りきっていない状態で打撃を受け、再度カットしてしまうこ とがあります。身体に大したダメージも受けていないにもかかわらずカットした傷のために負けてしまうこともあります。プロボクサーには絶対にカットした傷 のケアが必要です。

2年かかる治癒を、3~4ヶ月で治癒させることも現代医学では可能です。形成外科的処置、傷跡に対する半導体レーザーに よる創傷治癒促進、ビタミンC誘導体ローション導入による線維芽細胞からのコラーゲン分泌促進が有効な治療です。プロボクサーの負った傷跡をここまでしっ かりケアを行っている医療機関は、国内には私どもだけです。これらの治療は多くのプロボクサーの選手寿命を伸ばしています。

ま た、試合後のボクサーのダメージは相当なもので、顔や身体が腫れるだけでなく脳も腫れているのです。このケアを怠ると打たれ弱くなってしまいます。休養も トレーニングのひとつ。ダメージが残った場合は、完全に回復を待ってトレーニングを開始するべきです。選手寿命を伸ばし、身体能力向上にはコンディショニ ングが日々の過酷なトレーニング以上に重要です。

謙虚で紳士。礼儀正しい名城選手の試合こそ全国放送されるべきでした。

亀田選手の世界タイトル奪取とそれに伴う判定問題で、多くの方がプロボクシングに関心を示しました。プロの試合ですから、やはり相手に有効打撃を与えてダメージを負わせたラウンドが多い方が勝者です。 メディアが創り上げたイメージ先行で、ボクサーが誇大なイメージをもたれるのはいかがでしょうか?

真の世界王者は謙虚で紳士。礼儀正しく驕らず日々精進を努める。名城選手の日本最速王者こそもっとメディアが取り上げ、 彼のタイトル獲得した試合こそ全国放送するべき試合でした。世界最強カスティーリョをTKOした素晴らしい感動的な試合が全国放送されなかったことは残念でなりません。せっかくボクシングの素晴らしさがPRできたはずなのに。

名城選手活躍の陰には名トレーナー仲田健氏の存在がありました。エナジーカラー白の名城選手にはパワートレーニングに耐えうる能力を仲田氏は見出したのです。驕らずハードトレーニング、逆境に耐え悲願の王者獲得。 名城選手をこれからも応援していきたいです。

プロボクシング関係者の一人として、プロボクシングが公平で世界的なオフィシャルな格式あるスポーツであることを、多くの方々へ伝えていければ幸いです。

呼吸法を取り入れた動きで自律神経機能を向上させるのがピラテスエクササイズです。

ファイト・オンの読者には、格闘技ファンが多いでしょう。格闘技に伴うリスクは観戦時、スリルになります。しかし、選手は引退後、生活にも困るダメージを受けることもあります。網膜はく離、脳挫傷、顎骨折、臓器不全などなど。

選手のダメージを最小にして回復を早める。ダメージの残らないトレーニング。まさしくこれは、ヒクソン・グレーシーが行っているトレーニングなのです。

ヨガ、彼独自の呼吸法。全身の関節の稼動域を広げ、心拍数のコントロール、乳酸値の減少。

ヒクソンは自らの体験からこのコンディショニング法を編み出したのです。ヒクソンのトレーニング法から学ぶことは大きいと考えます。私は試合前のプロボク サーには、呼吸法を含めいくつかのエクササイズを指導しています。緊張をほぐし、全身の筋肉がスムーズに動かせることが可能となるエクササイズです。日本 におけるピラテスの第一人者である橋本淳子氏 (ファイト・オン専属モデル)と共同で開発したエクササイズです。橋本氏はピラテスの欠点を克服し、新しいエクササイズを開発して多くのプロ野球選手、プ ロゴルファー、レーシングドライバーなどのトップアスリートの身体能力向上の指導を行っています。38歳でもフィットネスの日本代表に名を連ねる現役アス リートとして、活躍している秘密がここにあります。このエクササイズは、どこでも器具不要で簡単に行えます。5秒吸って5秒吐くという呼吸を、身体をゆっ くり左右へ傾けながら行います。
真っ直ぐ立った状態で5秒かけてゆっくり息を吸ってまず、右へゆっくり身体を傾ける。この時、5秒かけて息を吐きます。呼吸と筋肉の動きを連動させることが重要です。

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ピラテスはインナーマッスルを鍛えることが重要と誤解している指導者がほとんどですが、実際は呼吸法を取り入れた身体の動きにより自律神経機能を向上させるトレーニングなのです。

これは、私が日本で初めて科学的にインナーバランススキャナーと いうシステムを使用して証明しました。ピラテスの本当の意味を理解していない、自称"ピラテス・インストラクター"が多いことに危惧しております。橋本氏 と私は、昨年末、阪神タイガース某投手とホノルルで自主トレを行いました。この時、彼が導入したトレーニングがピラテス。右肘の故障で3年間苦しんだ彼の 復活
を、癒しのトレーニングが助けました。

橋本氏が指導するピラテスエクササイズにより彼の身体のバランス、動きは格段に良くなりました。150キロのストレートも戻り、今後の活躍が期待される投手です。今後は、多くのプロボクサーもピラテスエクササイズを導入するようになるでしょう。

目指せF1!松田次生選手の活躍に注目

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前号で紹介させていただきました、FN(フォーミュラニッポン)レーシングドラーバー松田次生選手が、第5戦で何と 6年ぶりの優勝!8月20日現在、ドライバーズポイントランキング日本人1位(総合2位)。日本人最速、F1に最も近い評価は変わりません。松田次生選手 の活躍にご注目ください。

(2006/9)

 



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