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2010年11月16日 火曜日

33歳、世界最高齢 で頑張る 元世界チャンピオン

33歳、世界最高齢 で頑張る 元世界チャンピオン 寺尾悟選手の挑戦!!
エナジーカラー パワーの白 世界との闘いは続く。

 各種 ケア法やトレーニング法のご紹介前に今回は 現在、話題の冬季スポーツ選手のご紹介をさせていただきます。

今回は、具体的なトレーニング法よりもいかにアスリートとしてのモチベーション維持が世界を獲るために必要か をご紹介してみたいと思います。
スポーツにはドラマがありますが、自分が主人公になって脚本家のようにドラマを作るのはアスリート自身です。肉体と精神。両方が充実していなければ世界王者には決してなれません。

 寺尾悟 33歳。シュートトラック 日本代表。4度の五輪出場で全て入賞。世界選手権、ワールドカップをはじめ多くの世界大会で金メダルを含む多くのメダルを獲得。国内では14年間 敵無しの快進撃。
長野五輪では世界ランキングトップで金メダル獲得確実と評価されていましたが、転倒でメダル獲得はなりませんでした。
ソルトレイク五輪では疑惑の誤審で決勝進出を逃しメダル獲得はなりませんでした。
4度目の最後の五輪として望んだトリノ五輪では、6位入賞。韓国、中国、カナダ、米国、ヨーロッパ諸国をはじめ世界は、格段にレベルアップしていました。
寺尾選手のメディカルトレーナーとして長野五輪後、青戸慎司氏より紹介を受けて寺尾選手のケア、サポートを行っていました。
20代前半までといわれるほど過酷なスポーツ ショートトラックスケート。幾度の大怪我にも負けず復活して競技を続ける寺尾選手のエネルギーは多くのアスリートの鏡です。
エナジーカラー 白 の寺尾選手はパワー系トレーニングを中心に身体を鍛えぬきました。センスの赤とは全く逆です。
 20代の選手たちに負けない過酷なトレーニングを課して肉体的衰えを寺尾選手はカバーしていますが、これは以前 紹介させていただいた桧山進次郎選手同様 パワー系の彼だからできることで全ての選手に当てはまるトレーニング概念ではありません。センスとパワー。選手によってはどちらかを伸ばすトレーニングを優先させるべきと考えております。

2006年2月21日中部国際空港からフランクフルトを経由してミラノへ飛び立ちました。目的地はトリノでしたが、トリノ市内のホテルはスポンサー関係者で占拠され、やむを得ずミラノ市内のホテルに宿泊して会場まで往復6時間近くかけて通うことになりました。
目的は、ショートトラックスケート日本代表である寺尾悟選手のメディカルトレーナーとして彼のおそらく最後になるであろう五輪のレースの観戦と応援です。
2006年3月12日、フィギア世界Jrで金メダル獲得小塚選手のケアを行っていた時期でもあったので、フィギアスケートの試合を生で観戦する必要もありました。彼の身体能力向上には副交感神経機能向上トレーニングがあったのです。
アテネ五輪では自分のチームの選手の支援、トリノ五輪は自分が指導させていただく選手の応援です。
ミラノ市内はあいにく毎日、雨が降り続いていました。
私も日本から風邪を引いていて寒さと疲労で風邪の状態がさらに悪化して大変苦しい旅でした。
到着翌日の22日、現地時間午後19時半からショートトラック男子500m予選が行われました。
無難に寺尾選手は予選突破。長野五輪この種目金メダリストの西谷選手は予選敗退でした。
ショートトラックレース会場はフィギアスケートの会場でもありとてもキレイで明るく独特な雰囲気でした。
世界中の人が応援に来ているため多くの異なる言語が飛び交い、応援もすさまじいものでした。
地元イタリアの選手も出場するため会場は予選から満員状態。
実は、このチケットが65000円とプレミアムが付いて泣きたくなるほどの高額で手に入れたものです。女子フィギアのフリー演技決勝では、16万円です!こんな贅沢なショーは無いですね。
レース終了後は、ユーロスターに乗ってミラノのホテルまで帰りました。イタリアは治安が悪く、おまけにイタリア人は想像を絶する不親切。とても不快な思いを何度もしました。日本では考えられないことです。
レストランは夜8時くらいからしかオープンしないようで夕方軽食を取りたくても取ることもできず、残飯のようなサンドイッチもどきを食べる毎日でした。街には自動販売機すらありません。日本の素晴らしさをあらためて実感しました。
 23日は女子フィギア決勝。フリーの演技でメダルが決まります。ショートプログラムでは日本人3人とも入賞圏内。荒川選手2位、村主選手4位、安藤選手8位。荒川選手、村主選手のいずれかはメダル獲得の期待が膨らみました。
生まれて初めてフィギアスケートの演技を生で見たわけですが、その迫力に圧倒されました。
6人ずつ1組になり順次演技を行っていくわけですが、安藤美姫選手がウォームアップに登場したときは明らかに身体のキレが無く、転倒を繰り返して4回転ができる状態でないのは素人目からもはっきりしていました。
安藤選手の演技が始まろうとする前は、日本人応援団から大きな声援が沸き起こりましたが、演技が始まるといきなりため息に代わりました。
演技開始早々、4回転を試みた安藤選手は転倒。これでメダルの夢は完全になくなりました。その後の演技も精彩を欠きさらに順位を落として15位。
入賞圏内にいた安藤選手としてはSPの結果時点でメダル獲得は不可能でしたので日本代表選手として入賞を目指す演技をしなかったのはなぜ?極度の緊張が彼女の能力発揮を阻んだのでしょう。
最終組、荒川静香選手がパーフェクトの演技を見せ、スタンドの観衆からはスタンディングオベーション。
ライバルのサーシャコーエン、スルツカヤが転倒する中、本当に安定した迫力ある演技でした。
村主選手もミスが無い素晴らしい演技でしたが点数が伸びず4位。
最後の演技者であるスルツカヤの演技の点数が出た瞬間、荒川選手の金メダルが確定しました。
 歴史的瞬間。トリノ五輪唯一のメダル。なんと金メダル獲得。
荒川選手のご両親のすぐ横の席に居た私たちの近くに世界中の報道陣や関係者が殺到。
ご両親も涙を流して喜び娘の栄光を祝福していた姿が今もはっきり目に映ります。
すぐに、表彰式が始まり、異国の地で、君が代を聞くことの機会に恵まれました。
アテネでも3度の君が代を聞いたので、報道関係者、五輪関係者以外でアテネ、トリノ両五輪の君が代を現地で聞いた日本人は私だけ? 少しだけ自慢です。
この感激を胸に、必ず指導できる選手がオリンピックで日の丸を揚げる場に立ち会うことを心に固く誓いました。

 25日、ショートトラック男子500M決勝の日。この日、1日で準々決勝、準決勝、決勝の3つのレース。
準々決勝はすでに金メダルを2つも獲得しているダントツで世界ナンバーワンの実力を誇る韓国のアン選手が同じ組でした。この組2位に入った寺尾選手は準決勝に進出。
しかし、準決勝は世界ランキング上位の選手が2名もいる厳しい組でした。
後半わずかに抜かれて3位。準決勝敗退で、B決勝に回りました。
失格者が出ていたので国際大会では珍しいイタリア選手と2人だけで順位決定戦。圧倒的勝利で6位入賞。
何と五輪4大会連続入賞の歴史的快挙でした。
今回は500M でメダル獲得を密かに狙っていただけに少し寂しい結果になりましたが、これまでの全ての五輪で最も好調で望んだレースなので敗れて悔い無し、寺尾選手は語っていました。
世界選手権、ワールドカップともに金メダルを獲得している寺尾選手にとって五輪のメダル獲得は悲願でしたが世界の壁が彼の願いを阻みました。33歳という世界でも最高齢のショートトラック選手です。
次のバンクーバー五輪を目指そうよと私が声をかけると顔が引きつっていました。
多くを犠牲にして死に物狂いで12年以上、世界のトップと闘ってきたのですね。

バンクーバーオリンピックまであと1年と迫りました。体力よりモチベーションをトプアスリートとして維持できるかが日本代表入りを確実にします。昨年度はワールドカップで久しぶりに複数回の表彰台を経験した寺尾選手は肉体よりも精神的モチベーションを5度目のオリンピック出場のカギになります。
先日、ワールドカップで練習前 左足首を骨折するという重症に見舞われましたが 復活に向けて懸命に努力されています。

オリンピックは多くのドラマを汗と涙の感動で語ることができる場です。

2006年も 阪神タイガース、中日ドラゴンズの闘いが中心になりました。
2003年から阪神タイガースの選手主力選手たちのトレーニング指導、ケアをさせていただく機会を持てました。2003年阪神タイガース優勝の立役者で4番バッター 桧山進次郎選手もその一人です。
今年40歳。プロ野球選手の平均引退年齢が26歳であることを考えると桧山選手の選手寿命がいかに長いかがわかります。
2007年には極度の不振も2008年には奮起して3割の打率を残し 代打として復活しました。
現役続行の桧山選手のメディカルトレーナーとして彼の活躍を支えたいと思います。

動的なトレーニングではなく自律神経機能を向上させる静的トレーニング法を導入しました。筋肉や重要な人体の臓器を支配する神経システムを強化する新しいトレーニングです。

 美容外科医の私が、オリンピックでメダル獲得を支援したり、プロ野球選手のメジャーリーグ挑戦を支援したり、F1を目指すレーシングドライバーを育成する。まさしくアンチエイジング医療の成果です。
夢は、メディカルトレーナー養成アカデミーの設立、トップアスリートやパーソナルトレーニングを希望される方々のためのプライベートジムを全国に設立することです。スポーツ関連法人を設立して体育塾やかけっこ塾、格闘技塾などを企画し青少年育成に努めていきたいと考えます。

これは多くの経済的に恵まれないトップアスリートが現役引退後の受け皿を作り青少年育成のためスポーツを通じた社会貢献をしたいという思いからです。
私のアスリート支援、指導などスポーツに対する活動の全てはボランティアで行っております。
世の中でお金だけでない夢を追い社会がスポーツで変わっていく姿を見てみたいと常に考えています。
微力ながらスポーツ振興を通して社会へ貢献できれば嬉しく思います。

(2009.6)

 



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